Google フォーム

Google フォームは、Googleが提供する無料のウェブベースのアンケート作成・管理ツールであり、Google ドキュメントスイートの一部として提供されています。このスイートには、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google 図形描画、Google サイト、Google Keepが含まれており、Google フォームもこれらのサービスと同様に、Webアプリケーションとして利用できます。

Google フォームの特徴

Google フォームは、ユーザーがオンライン上でアンケートを作成・編集し、他のユーザーとリアルタイムで共同作業を行える点が大きな特徴です。収集された回答データは自動的にGoogle スプレッドシートに保存されるため、データ分析や共有が容易になります。

このサービスは、これまでにも何度かアップデートされており、その度に機能が拡張されてきました。主な機能としては、以下のようなものがあります。

メニュー検索: 必要な機能を素早く見つけることができます。
質問のシャッフル: 質問の順番をランダムにすることで、回答の偏りを防ぐことができます。
回答制限: 回答を1人1回に制限することで、重複回答を排除できます。
URL短縮: 長いURLを短縮して、共有しやすくできます。
カスタムテーマ: フォームのデザインをカスタマイズできます。
回答候補の自動生成: フォーム作成時に、質問に対する回答の候補を自動的に生成できます。
ファイルアップロード: 回答者がファイルや画像をアップロードできるようにするオプションです。

2014年10月には、サードパーティの開発者がアンケートに新機能を追加できる「Google Forms」のアドオンが発表され、機能拡張性が向上しました。2017年7月には、フォームのアップデートが行われ、いくつかの新機能が追加されました。

Intelligent response validation: フォームフィールドに入力されたテキストを解析し、入力ミスがあれば修正を促すことができます。
ファイルアップロードの制限: Googleドライブの共有設定に応じて、回答者にアップロードを要求するファイルの種類を制限できます。
設定の共有: メールアドレスの自動収集など、すべての新しいフォームに影響する設定を共有できます。

Google Workspace との連携

Google フォームは、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google 図形描画、Google サイトといった他のGoogle Workspaceツールとの連携がスムーズに行えます。これらのツールが持つコラボレーション機能や共有機能も、Google フォームで活用することができます。具体的には、以下のような連携が可能です。

Google スプレッドシート: 回答データを自動的に収集し、集計・分析に活用できます。
Google ドキュメント: フォームで収集したデータをドキュメントに挿入し、レポート作成に役立てることができます。
Google スライド: アンケート結果をプレゼンテーションに活用できます。
Google サイト: 作成したフォームをWebサイトに埋め込むことができます。

Google フォームは、アンケートやテスト、イベントの申し込みなど、様々な場面で活用できる便利なツールです。直感的な操作で簡単にフォームを作成でき、無料で使用できるため、個人利用からビジネス利用まで幅広く活用されています。

出典

Google フォーム
Google フォームのトレーニング

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