『Halle』
『Halle』(ハレ)は、日本を代表するフュージョンバンド、CASIOPEA(カシオペア)が
1985年に発表した、グループにとって通算13枚目のオリジナル・
アルバムである。当時のカシオペアの創造性と演奏力が凝縮された作品の一つとして知られている。
リリースに関する特記事項
本作の初期にプレスされたアナログLPレコード盤には、リリース形態によって内容に僅かな違いが存在する。具体的には、LPレコードのA面に収録されている6曲目のトラック「マツリ・バヤシ」が、一部の初期アナログ盤では収録されていなかったことが特筆される。これは後年のCD化や再プレス盤などでは解消されている場合があるため、コレクターにとっては重要な識別点となっている。
収録曲
(※入力情報に曲名リストはありませんが、構成要素として記載します。実際にはLP/CD等で曲順・曲目が確認可能です。)
1. [曲名]
2. [曲名]
3. [曲名]
4. [曲名]
5. [曲名]
6. マツリ・バヤシ(初期LP未収録盤あり)
7. [曲名]
8. [曲名]
(※曲名リストは出典元の情報を参照してください。)
参加ミュージシャン
本作のレコーディングには、当時のCASIOPEAのレギュラーメンバー4人が参加している。各メンバーが使用した主要な楽器・機材は以下の通りである。
野呂 一生 (Issei Noro) - エレクトリックギター、パーカッション、コーラス
使用楽器: YAMAHA Issei Model, SG-3000 Fretless
向谷 実 (Minoru Mukaiya) - キーボード
使用楽器: YAMAHA DX-7, KX-88, TX-816, EMULATOR-II, アコースティック・
ピアノ
櫻井 哲夫 (Tetsuo Sakurai) - ベース
使用楽器: YAMAHA Tetsuo Model, BB-5000, BB-3000 Fretless
神保 彰 (Akira Jimbo) - ドラム、パーカッション
使用楽器: YAMAHA YD-9000RG & RD, Zildjan Cymbals, Simmons SDS-5
制作クレジット
この
アルバムの制作に携わった主なスタッフは以下の通りである。
プロデューサー: 野呂 一生
コ・プロデューサー: 宮住 俊介
レコーディング、リミックス・エンジニア: 杉森 浩二
アシスタント・エンジニア: 志村 広行, Hironobu Asano
デザイナー: 築井 利尚 (Toshinao Tsukui)
写真家: 稲越 功一
リマスタリング情報
後年、この
アルバムはデジタル化され、高音質での再リリースも行われている。
2016年7月27日には、鈴木浩二によってハイレゾリューション版のリマスタリングが施され、より現代的なリスニング環境に適したサウンドで提供された記録がある。
関連資料
本作に関連する資料としては、リリース当時のバンドスコアや、後年の様々な形態での再発盤、音楽データベースサイトのデータなどが存在する。
『Halle』は、カシオペアの豊かな音楽性と技術力が詰まった一枚であり、彼らのディスコグラフィにおいても重要な位置を占める
アルバムである。