HEART OF EYES

『HEART OF EYES』（ハート・オブ・アイズ）は、1990年7月21日にNECアベニューからリリースされた、太田貴子の10枚目のオリジナルアルバムです。前作『MAGICIAN』から約8ヶ月ぶりのアルバムとなりました。

概要

本作は、ロサンゼルスでレコーディングが行われました。音楽プロデューサーには、八神純子の夫であるジョン・スタンレーが起用されています。ジョン・スタンレーは、コンピュータプログラミングも担当しました。

批評

CDジャーナルは、本作について「夏の海辺をぼんやりと眺めている気分にさせる」と評しました。しかし、その上で「そこにある風景の予想はつくのに焦点の定まらない視線のためか、ぼんやりとしか風景・情景が浮かんでこないのが太田貴子の歌です」と、やや否定的な評価を下しています。

収録曲

収録曲に関する詳細な情報は提供されていません。

参加ミュージシャン

本作には、以下のミュージシャンが参加しています。

Computer Programming：John Stanley
Bass：Freddie Washington
Synth Bass：John Stanley
Guitar：David Williams, Tom Verdonck
Keyboards：八神純子
Percussion：Lenny Castro
Sax：Sam Riney
Background Vocals：Rege Burrell, 八神純子, Kathy Brown

このアルバムは、太田貴子の音楽キャリアにおける重要な作品の一つであり、ロサンゼルスでのレコーディングや、ジョン・スタンレーのプロデュースなど、新たな試みがなされた意欲作と言えるでしょう。批評家からの評価は分かれるものの、夏の雰囲気を漂わせるそのサウンドは、多くのファンを魅了しました。特に、八神純子もキーボードとバックコーラスで参加しており、その点も注目すべきポイントです。

もう一度検索