HOTEL MURDERESS OF ARIZONA MY GUN

HOTEL MURDERESS OF ARIZONA MY GUN



鬼束ちひろの4作目となるライブ映像集『HOTEL MURDERESS OF ARIZONA MY GUN』は、彼女の音楽キャリアの中でも特に注目される作品です。この映像集は、2012年3月14日に発売され、彼女のファンにとっては待望の一作となりました。特に初回プレス分には貴重な「BACK STAGE PASS ステッカー」が同封されており、ファン必見のアイテムとなっています。

この映像集は、彼女が約10年ぶりに行った全国ツアー『HOTEL MURDERESS OF ARIZONA ACOUSTIC SHOW』の東京公演を収録しています。公演自体は2011年の12月17日に東京国際フォーラム ホールAで行われました。この公演では、彼女の代表曲が披露され、一部の楽曲は本作に収録されていますが、「月光」のみは収録されていない点がやや残念です。

当初、この作品は『HOTEL MURDERESS OF ARIZONA VOLUME OF MY GUN』というタイトルで、2月15日にリリースされる予定でしたが、最終的には『MY GUN』という名称に変更されました。これには何らかの理由があったのかもしれませんが、ファンとしてはどちらのタイトルでも興味深いと思います。

収録楽曲


本作には、以下の楽曲が収録されています：

収録曲は、鬼束の独特な歌声とアコースティックギターによる心地よいアレンジが特徴で、多様な楽曲が揃っています。特に洋楽カバーの2曲は、鬼束自身の解釈が光る素晴らしいパフォーマンスとなっており、聴き応えのある内容です。また、彼女の深い感情表現は、観客を引き込む力を持っています。

編成について


このライブ映像集の編成は、シンプルながらも非常に効果的です。鬼束ちひろはボーカルとアコースティックギターを担当し、坂本昌之がピアノを演奏しています。二人の演奏は互いに補完し合い、一体感を生み出しています。また、映像監督は柿本ケンサクが担当しており、視覚的にも楽しめる作品に仕上がっています。

本作は、音楽ファンにとっては見逃せない映像集であり、鬼束ちひろの音楽の魅力を存分に味わえる内容となっています。彼女の独自のスタイルはもちろん、収録された楽曲の趣向や公演の雰囲気が存分に伝わってくる作品です。音楽の力を再確認できる素晴らしいライブ映像集として、多くのファンに愛され続けることでしょう。

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