HOWL BE QUIET

HOWL BE QUIET（ハウル ビー クワイエット）

HOWL BE QUIETは、神奈川県出身の4人組ピアノ・ロックバンドで、トイズファクトリーのマネジメントの下、ポニーキャニオンに所属しています。彼らは独自の音楽スタイルと深いメッセージ性の強い楽曲で知られています。

バンドの起源

バンドは2007年に法政大学第二高等学校の同級生である竹縄、黒木、岩野の3人によって結成されました。彼らは音楽部でバンドを組み、それぞれのバンドでリーダー的存在として活動していました。その後、文化祭を機にバンドを解散することが通例であったため、音楽を続けたいという思いから彼らは新たにバンドを結成することを決意します。そして、竹縄の友人である橋本も加わり、2009年9月24日に初めて4人でスタジオに入りました。

2009年当時、彼らはHOWL BE QUIETという名前ではなく、2010年の1月1日にバンド名を正式に決定しました。バンド名の由来は、竹縄が作る楽曲の幅広いスタイルを表現するために、相反する言葉「HOWL（吠える）」と「BE QUIET（静かにする）」を組み合わせたもので、彼ら自身の音楽の感情を表す象徴であると述べています。

音楽スタイルの変化

結成当初、竹縄はギターボーカルでしたが、ある日スタジオにあったピアノを使い、楽曲「GOOD BYE」を弾いた際、その音楽表現に魅了されピアノアレンジを取り入れるようになりました。この変化は後のアルバム制作に大きな影響を与え、全曲をピアノで創作した『BIRDCAGE.EP』が誕生しました。

メジャーデビューと成長

彼らのメジャーデビューは2016年3月9日、ポニーキャニオンから行われました。同年9月には、自身最大の規模である恵比寿リキッドルームでのワンマンライブがソールドアウトし、ファンの支持を集める重要な節目となりました。2017年には3年半ぶりのフルアルバムをリリースし、全7都市を巡るツアーも行いました。

メンバーの変遷

2018年8月にはベースの橋本佳紀が脱退を発表し、9月には旧体制での最後のワンマンライブが開催されました。10月には松本拓郎を新メンバーとして迎え、新体制として再始動。彼らは2019年7月30日に新体制での初フルアルバム「Andante」をリリースしました。

解散発表とラストツアー

2022年12月には、2023年3月に発売予定のラストフルアルバム「HOWL BE QUIET」と東名阪ツアーをもって解散することが発表されました。2023年3月16日からはラストツアー「HOWL BE QUIET 「Evergreen」がスタートし、3月22日には恵比寿LIQUIDROOMでのラストライブをもって解散を迎えました。

メンバー

• - 竹縄航太（ボーカル・ピアノ）
• - 黒木誠（ギター）
• - 岩野光（ドラム）
• - 松本拓郎（ベース）【注：橋本は2018年に脱退】

バンドの活動は多くのファンに影響を与え、彼らの音楽は今後も人々に記憶され続けることでしょう。

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