Happy happy blue

『happy happy blue』

『happy happy blue』は、森口博子がリリースした10枚目のスタジオ・アルバムで、1997年9月17日にキングレコードより発表されました。このアルバムは、彼女の音楽キャリアにおける重要な作品であり、前作『きっと会いたくなるでしょう』から約1年ぶりの発表になります。

アルバムの特徴

本作には、先行シングルとしてリリースされた「その胸の中でずっとずっと」と「Someday Everyday」をはじめ、計12曲が収録されています。「Someday Everyday」はアルバムバージョンとなっており、ファンにとって聴きごたえのある内容に仕上がっています。また、5曲目に収録された「もらったBath Salt」は、アルバムリリースの2か月後に発売されるシングル「一人じゃないよ」のカップリングとしても知られています。

このアルバムは、2021年にリリースされた『蒼い生命』までの約24年間にわたり、スタジオ・アルバムとしての発表が途切れることになります。多様な楽曲が収められているため、リスナーにとって新しい音楽体験を提供しています。

批評と評価

専門誌CDジャーナルでは、森口の歌唱力が高く評価されています。同誌は、「西脇唯や平松愛理の楽曲が一般的なイメージに近いのに対し、広瀬香美が手掛けた楽曲である『両手を広げて』や『もらったBath Salt』、そして『Gin-Marriage』では高音域に挑戦しており、新たな感覚を持つ楽曲である」と称賛しています。このような評価は、彼女の音楽的成長を示すものでもあり、聴く人々に新鮮な印象を与えています。

収録曲

本作に収録されている楽曲は以下の通りです：
1. happy happy blue
2. 両手を広げて
3. Someday Everyday (album version)
4. 0（ゼロ）の本気
5. もらったBath Salt
6. Gin-Marriage
7. Shocking Blue
8. GIVE
9. じゃあ
10. だからここにいるんだね
11. その胸の中でずっとずっと
12. どんなときも どんなときでも

各楽曲は、森口博子自身の感情や考えが込められており、多くのファンに愛され続けています。特に、シングルとしてもリリースされた「その胸の中でずっとずっと」は、彼女の代表曲とも言えるバラードで、多くのリスナーの心に響く楽曲です。

最後に

森口博子の『happy happy blue』は、彼女の音楽キャリアにおいて重要な位置を占めるアルバムで、多様なスタイルの楽曲が収められています。本アルバムを通して、彼女の音楽に対する情熱や表現力を感じることができるでしょう。音楽ファンはもちろん、彼女のファンにもおすすめの一枚です。

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