Heavenly Days

CooRieの5枚目のオリジナルアルバム『Heavenly Days』は、2010年10月20日にMellow Headからリリースされました。

前作『Imagination Market』から約1年ぶりのリリースであり、2010年3作目の作品として発表されました。アルバムには、既存曲8曲に加え、スフィアへ提供した楽曲のセルフカバー1曲、そして新たに書き下ろされた新曲4曲が収録されています。

リードトラックである「Heavenly Days」は、劇場映画『マリア様がみてる』の主題歌として起用され、CooRieとして初の試みとなる実写映画への楽曲提供となりました。アルバム全体のコンセプトは「言葉にする事が難しい様々な想い」であり、多様な愛の形を表現しています。また、本作の発売を記念したキャンペーンイベントが開催され、CooRieにとって初めての作品を引っ提げたイベントとなりました。

収録曲は以下の通りです。

1. ノスタルジアに愛を込めて
編曲：rino
「本作の幕開けを予感させる曲」をテーマに制作され、CooRieの新たな表現世界を感じさせる楽曲。
2. 夢想庭園
編曲：大久保薫
OVA「文学少女メモワール」オープニングテーマ。
3. 煌めきHarmonics
編曲：大久保薫
テレビアニメ『宙のまにまに』挿入歌。歌詞には音楽用語が効果的に使用され、『宙のまにまに』の登場キャラクターの日常風景をイメージしてレコーディングされました。
4. 闇に咲く星のように
編曲：大久保薫
テレビアニメ『宙のまにまに』第4話エンディングテーマ。
5. 星屑のサラウンド
編曲：大久保薫
テレビアニメ『宙のまにまに』エンディングテーマ。
6. 音速タイムマシンに乗って
編曲：rino
アコースティックライブ『音速タイムマシンに乗って』のテーマソングとして書き下ろされた楽曲。ライブで披露された曲にアレンジが加えられ、打ち込みサウンドがタイムマシンを連想させます。
7. 金色の風景
編曲：大久保薫
『“文学少女”シリーズ』を読んで制作された楽曲。ピアノとバイオリンを基調とした構成が特徴的で、『”文学少女”と夢現の旋律』イメージソングとして起用されました。
8. 風をあつめて 〜CooRie Bossa Mix Version〜
編曲：大久保薫
スフィアの3枚目のシングル「風をあつめて」のセルフカバー。カバー曲の収録決定時に最初に思い浮かんだ曲であり、テンポを速め、大人な雰囲気に仕上がっています。
9. Like A Music
編曲：rino
10. My Dearest
編曲：大久保薫
パソコンゲーム『ことり Love Ex P』主題歌。ウェディングソングをテーマにした楽曲です。
11. めぐり愛逢い
編曲：大久保薫
3D生活空間サービス『ai sp@ce』テーマソング。
12. 桜風
編曲：大久保薫
パソコンゲーム『D.C.II Fall in Love 〜ダ・カーポII〜 フォーリンラブ』グランドエンディングテーマ。「爽快なサヨナラソング」をテーマに、日常を描いた楽曲です。
13. Heavenly Days
編曲：大久保薫
* 劇場版『マリア様がみてる』主題歌。映画の映像を見た直後に制作され、『マリア様がみてる』のファンや出演者の未来への想いが込められています。レコーディングは生演奏で行われました。

『Heavenly Days』は、CooRieの音楽性の幅広さと深さを感じさせる作品であり、彼女たちの新たな一面を発見できるアルバムとなっています。

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