Hit&Hit!

ラジオ大阪「Hit&Hit!」の詳細解説

「Hit&Hit!」は、ラジオ大阪（OBC）で2019年9月30日から2024年3月29日まで、平日の午後に放送されていた生ワイド番組です。2020年3月26日までは「原田年晴・髙岡美樹のHit&Hit!」というタイトルで、ラジオ大阪のアナウンサーである原田年晴とタレントの髙岡美樹がパーソナリティを務める冠番組でした。本記事では、番組の概要、変遷、コーナー、出演者、終了後の展開について詳しく解説します。

番組の概要

ラジオ大阪は2019年10月の改編で、長年放送されてきた「ほんまもん!原田年晴です」と「高岡美樹のべっぴんラジオ」を終了させ、両番組の一部を引き継ぐ形で「Hit&Hit!」を開始しました。番組では、生活情報や懐かしいヒット曲に加え、グルメや旅行など、リスナーの「心にヒットする」様々な情報を提供していました。

金曜日には、「Hit&Hit!Friday!!」という派生番組も放送されていました。これは、「GO!GO!フライデーショー!」の時間短縮に伴い、2020年1月10日から3月27日まで髙岡美樹が単独でパーソナリティを務めていました。

番組の変遷

番組開始当初は、原田年晴と髙岡美樹が共同でパーソナリティを担当していましたが、原田が病気療養のため休演した2020年1月29日以降は、「髙岡美樹のHit&Hit!」と改題し、髙岡が単独でパーソナリティを務めるようになりました。

2020年3月30日からは、日替わりパーソナリティ制度が導入され、タイトルも「Hit&Hit!」に統一されました。原田は降板し、髙岡は月曜日のパーソナリティとして、旭堂南湖（後にちゃらんぽらん冨好）とコンビを組んで出演しました。

2020年12月25日には、特別番組「Hit&Hit!有馬記念スペシャル」が放送され、競馬関連の企画が展開されました。

パーソナリティやパートナーを適宜入れ替えながら4年半にわたって生放送を続けてきましたが、2024年3月29日をもって番組は終了しました。

番組終了後の展開

番組終了後、ラジオ大阪は後番組として「おとなたちに、エール。」と称する日替わりの生ワイド番組ゾーンを新設しました。これは、ラジオ大阪が開局65周年を機に設定したステーションコンセプト「おとなたちに、エールを!」に基づき、メインターゲットをシニア層に据えたものです。

「おとなたちに、エールを。」の火曜日枠では、「Hit&Hit!」金曜日のパーソナリティだった笑福亭松喬と小川恵理子が事実上続投しています。また、原田年晴も「原田年晴 かぶりつき○○!」シリーズが同ゾーンに組み込まれる形で、番組時間帯に復帰しました。しかし、「Hit&Hit!」シリーズに出演していた髙岡美樹は、「おとなたちに、エールを。」枠の番組には出演していません。

主なコーナー

番組では、曜日ごとに様々なコーナーが展開されていました。以下に代表的なものを紹介します。

午後のニュース: 当日午後の主なニュースをアシスタントが伝えます。
日替わりコーナー: 各曜日で趣向を凝らしたコーナーが放送されていました。
月曜日：「おやつの時間ですよ」
火曜日：「クイズ!ラジオの中身はなんだろな?」
水曜日：「コッテコテ街角ニュース」
木曜日：「昭和のモノもの」
金曜日：「フライデー笑（ショー）タイム」
私だけのメモリーズ: リスナーの思い出の曲をエピソードと共に紹介します。
あんぜん・あんしん・アンサンブル: 関西大学社会安全学部の教官や学生が研究内容を紹介します。（月曜日）
意外と知らない保険の実は: 保険商品について解説します。（木曜日）
しばってしばって歌謡曲: リスナーから寄せられたテーマに沿ったリクエスト曲を放送します。（金曜日）

出演者

原田年晴（ラジオ大阪アナウンサー）
髙岡美樹
やのぱん
中西則善
桜井一枝
笑福亭松喬
旭堂南湖
ちゃらんぽらん冨好
清水綾音
田口万莉
大森くみこ
水津浩志
毛利聡子
小川恵理子

タイムテーブル

番組の放送時間は時期によって異なっていましたが、主に平日の14:00から16:30～16:55の間で放送されていました。詳細は以下の通りです。

原田年晴・髙岡美樹のHit&Hit!: 月 - 木曜日 14:00 - 16:55 (2019年9月30日 - 2020年3月26日)
Hit&Hit!Friday!!: 金曜日 14:00 - 16:30 (2020年1月10日 - 3月27日)
Hit&Hit!: 月曜日 14:00 - 16:40/16:55、火 - 木曜日 14:00 - 16:55、金曜日 14:00 - 16:30 (2020年3月30日 - 2024年3月29日)

まとめ

「Hit&Hit!」は、ラジオ大阪の午後の顔として、長年にわたり親しまれてきた生ワイド番組でした。パーソナリティの個性や、曜日ごとの特色あるコーナーが魅力であり、多くのリスナーに愛されました。番組は終了しましたが、後番組にも一部の出演者やコーナーが引き継がれており、そのDNAは今もラジオ大阪で生き続けています。

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