アルバム『honey』について
『honey』(ハニー)は、
2008年6月25日にユニバーサルシグマとA&Mからリリースされた
CHARAの11枚目のオリジナルアルバムです。このアルバムは、前作『UNION』から約1年4ヶ月ぶりの新作で、リスナーやファンから多くの期待が寄せられました。初回限定盤には
DVDが付属し、通常盤も用意されています。それぞれの規格品番は、初回限定版がUMCK-9220、通常版がUMCK-1251です。
2012年11月7日には、SHM-CD仕様の期間限定生産スペシャル盤も発売され、規格品番はUMCK-9578です。この形態でも、ファンに向けた特別なコレクターアイテムとなっています。
アルバムの内容
アルバム『honey』には、さまざまな楽曲が収録されており、特に注目されるのが「ラブラドール」です。この楽曲は、
RADWIMPSのボーカル・
野田洋次郎が
CHARAのために提供した作品であり、プロモーションを通じて
ラジオでも頻繁に放送されました。さらに、
7月7日付けで『
ビルボード』誌の「Japan Singles Top 100」チャートでは67位にまで上昇し、その存在感を示しました。他にも、「ボクのことを知って」などの楽曲が収録されていますが、「X'mas Spirit!」や「call me」などは未収録です。
リリース形態
本アルバムは、
DVD付きの初回限定盤と通常盤の2種類で販売されています。
DVDには、
シングル『Cherry Cherry』、『ボクのことを知って』、『TROPHY』のミュージックビデオやデジタル・ダウンロード楽曲である「ラブラドール」の映像が収録されており、ファン必見の内容となっています。
『honey』には多くの
タイアップ曲があります。
シングルの一つ「TROPHY」は、トヨタのbBのコマーシャルに使用されており、耳に残るメロディーが幅広い層に支持されています。また、「Cherry Cherry」は「
こどもちゃれんじ」のコマーシャル、「愛を憶える」も同じシリーズの誕生日企画コマーシャルで起用されています。さらに「call me」はニュース番組『news zero』のテーマ曲として、視聴者に印象付ける役割を果たしています。「青いかけら」は、アニメ『テレパシー少女 蘭』のオープニングテーマとしても人気を博しました。
ディスクジャケット
アルバムのジャケットには
CHARAの娘、
SUMIREが写されており、家族のつながりや愛情が感じられるビジュアルになっています。アーティストの個性を生かした独特のデザインも魅力の一つです。
チャート成績
『honey』は
オリコンチャートにおいて初登場12位を記録し、トップ300には10週間の間留まるなど、その評価の高さが伺えます。アルバム全体のクオリティが多くのリスナーから支持された結果と言えるでしょう。
トラックリスト
アルバムには多彩な楽曲が揃っており、リスナーを飽きさせません。各楽曲が持つ独自の世界観が、
CHARAならではの音楽性を色濃く表現しています。
このように『honey』は、
CHARAの音楽キャリアの中でも特別な意味を持つアルバムであり、多くのリスナーの心に残ることでしょう。