Huawei nova 3

Huawei nova 3 概要

Huawei nova 3は、ファーウェイが1999年に設立されて以来、注目を集めているSIMフリーのAndroidスマートフォンです。この端末は、2018年10月2日に日本での展開が発表され、同年の10月5日に発売されました。国内向けのモデル番号はPAR-LX9で、廉価版としてHuawei nova 3i、また国内向けにHuawei nova lite 3も公開されています。さらに、後継モデルとして、Huawei nova 4（中国市場限定）や、国内向けのHuawei nova 5Tがリリースされています。

主な特徴

Huawei nova 3は、先代モデルであるnova 2の後継機であり、日本でのnovaシリーズの5機種目にあたります。この機種の最大の特徴は、ノッチ付きのディスプレイを採用したことで、画面占有率が84.2%と高くなった点です。更には、プロセッサもKirin 659からKirin 970に進化し、より高性能なスマートフォンへと変貌を遂げています。オペレーティングシステムはAndroid 8.1ですが、アップデートによりAndroid 9 EMUI 9.1への移行も可能です。しかし、Android 10 EMUI 10へのアップデートの予定は不透明です。

スペック

本機は、外観にグラデーションのある美しいガラスを使用し、フレームにはアルミニウムが利用されています。ハードウェア面では、2.4 GHzと1.8 GHzのオクタコアプロセッサKirin 970を搭載し、4GBのRAMと128GBの内部ストレージを備えています。バッテリーは3750mAhで、急速充電も対応しているため、利便性は高いです。

ディスプレイは6.3インチのFHD IPS液晶で、解像度は409ppiとなります。また、デュアルカメラとしてリアには1600万画素と2400万画素が搭載され、フロントカメラにも2400万画素と200万画素のデュアルセンサーがあります。AIによるシーン補正機能も搭載されており、撮影環境に応じて最適な設定を行うことができます。

セキュリティとSIM機能

セキュリティ面では、背面に指紋センサーが装備され、登録した指紋で瞬時にロックを解除可能です。さらに、インカメラには赤外線センサーが内蔵されており、暗い場所でも顔認証が利用できます。また、SIMカードトレイには、nanoSIMカードを2枚挿入することができたり、nanoSIMとmicroSDカードの組み合わせも選択可能です。このため、2回線同時待ち受けにも対応しています。

ソフトウェアと新機能

Huawei nova 3では、新機能として同じWi-Fiネットワーク上にある最大7台の端末で音楽の同期再生ができる「HUAWEI Party Mode」や、ファーウェイ独自のアプリストア「HUAWEI AppGallery」が利用可能です。また、この機能はnova 3以外のモデルにもアップデートによって追加されています。

最新のAndroidセキュリティパッチは2020年2月29日付けで2019年12月1日のものとなっています。

販売情報

Huawei nova 3はSIMロックフリーの端末として、各MVNOが販売しています。これには、gooSimseller（限定カラーのレッドを取り扱い）、楽天モバイル、mineo、NifMoなどが含まれます。また、Amazon.co.jpでも端末の単体販売が行われています。

まとめ

Huawei nova 3は、優れた性能とデザインを両立させたスマートフォンであり、高いコストパフォーマンスを誇ります。多機能と使いやすさを兼ね備えたこのデバイスは、幅広いユーザーに向けて展開されています。

もう一度検索