I miss you 〜時を越えて〜

「I miss you 〜時を越えて〜」の紹介

『I miss you 〜時を越えて〜』は、2001年1月1日にリリースされたMISIAとDREAMS COME TRUE（DCT）のコラボレーションシングルです。この曲は、MISIAの8枚目のシングルであり、BMG JAPANから発売されました。記載上は「MISIA+DCT」という名義ですが、実際のメインボーカルはMISIAが担当しています。一方で、DREAMS COME TRUEのボーカルである吉田美和はバックコーラスで参加していることが特徴です。

この曲は、MISIAがBMG JAPANに在籍していた最後のシングルとなり、次作からはRhythmedia Tribeに移籍することになります。そのため、ファンにとっては特別な意味を持つ1枚となっています。現時点でDREAMS COME TRUEのアルバムには収録されていないものの、MISIAのアルバム『MARVELOUS』には収録されています。

収録曲とクレジット

シングル『I miss you 〜時を越えて〜』には、以下の2曲が収録されています。
1. I miss you 〜時を越えて〜 [3:35]
- 作詞：MISIA
- 作曲：MISIA・中村正人
- 編曲：中村正人
2. I miss you 〜時を越えて〜 (Gomi's Remix/Radio Edit) [4:24]
- 作詞：MISIA
- 作曲：MISIA・中村正人
- Remix: Kazuhiko Gomi

この楽曲はMISIAが作詞を行い、作曲には名ギタリストである中村正人が参加しています。また、リミックス版ではKazuhiko Gomiが新たな解釈を加えています。

制作背景と特徴

プロデュースはMISIAとDCTチームによって手掛けられ、楽曲の歌詞はMISIAが書いていますが、一部は吉田美和の楽曲「ひさしぶりのI Miss You」に基づいています。音楽のアレンジも中村正人が担い、ドラム、パーカッション、ベース、キーボード、ギターなど、多彩な楽器のアレンジが施されています。特に、ブラスやストリングスの基本アレンジも中村によるもので、全体の音楽的な密度を高めています。

ボーカルアレンジにはMISIAと吉田美和が参加しており、二人のハーモニーが美しい仕上がりを見せています。さらに、サウンドの細部には様々なアーティストも関わっており、鍵盤演奏には大谷光、ギターにはアンドリュー・スミスが参加しています。

カバーやリリースについて

この名曲は、その後も多くのアーティストによってカバーされています。例えば、jyA-Meは2013年にリリースしたカバーアルバム『With. Me -Duet Cover-』の中で、中村舞子とのデュエット版を収録しました。これによって、オリジナルの美しさが新たな表現として蘇り、多くのリスナーに親しまれています。

『I miss you 〜時を越えて〜』は、MISIAのアルバム『MARVELOUS』（2001年4月25日発売）に収録されており、このアルバムはリリース当初から商業的に成功を収めました。曲調の美しさと歌詞の深さは、多くのファンの心を掴み、MISIAの音楽的成長を象徴する作品となっています。

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