I seek/Daylight

嵐のシングル『I seek/Daylight』について

『I seek/Daylight』は、日本の人気男性アイドルグループ・嵐による49枚目のシングルで、2016年5月18日にジェイ・ストームからリリースされました。このシングルは前作『復活LOVE』から約3か月間隔での作品で、両方の表題曲を持つ両A面シングルとしては、2013年の「Calling/Breathless|Calling_Breathless」以来約3年ぶりのリリースとなります。

リリース形態

シングルは、初回限定盤1、初回限定盤2、通常盤の3つの形態で発売され、それぞれ異なる収録内容やジャケットデザインが用意されています。特に、初回限定盤1には「I seek」のビデオクリップとメイキング、初回限定盤2には「Daylight」のビデオクリップとメイキングが収められています。通常盤にはカップリング曲として「ただいま」と「supersonic」、さらにオリジナルのカラオケ4曲を収録しています。特典として、初回限定盤1と2には16ページの歌詞ブックレットが封入され、通常盤には10面の歌詞カードが付いています。

曲の特徴とドラマとの関わり

表題曲「I seek」は、メンバーの大野智が主演した日本テレビ系の水曜ドラマ『世界一難しい恋』の主題歌として採用され、ドラマの内容にマッチした感情深い楽曲となっています。一方、「Daylight」は、松本潤主演のTBS系日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-』の主題歌であり、同枠でのドラマ主題歌担当は6年ぶり。この曲では、メンバーの櫻井翔がラップを担当しており、彼の独自のスタイルが光ります。ビデオクリップも、それぞれ別の世界観を表現した美しい映像が魅力的です。

チャートの成績

発売初日には、オリコンデイリーランキングで、前作の売上を大きく超える40.6万枚を記録し、デイリー1位を獲得します。その後も、2016年5月30日付のオリコン週間ランキングで73.8万枚を売り上げ、初登場1位を達成しました。この売上は、過去のシングルと比較しても大きな数字であり、初週・累積ともに70万枚を突破したのは、「Calling/Breathless|Calling_Breathless」以来のことで、嵐のシングルとしても特筆すべき成果です。

さらに、嵐のシングル首位獲得数は38作連続かつ通算45作となり、B'zに次ぐ歴代2位の座に位置するなど、名実ともにトップアーティストの座を固めています。2週目のリリースでも4.8万枚を売り上げ、2週連続1位を獲得したのは、男性アーティストとしては7年8か月ぶりの快挙です。

収録内容と映像

収録楽曲は、通常盤と初回限定盤で少し異なり、特に「ただいま」はアリーナツアー『ARASHI “Japonism Show” in ARENA』のテーマ曲として制作されました。PVにも独自の物語性があり、視覚的にも楽しませてくれる要素があります。

映像作品

このシングルに関連する映像作品も多く、ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?では、収録曲のパフォーマンスが堪能できます。ミュージックビデオは奥藤祥弘監督が手掛けており、その映像美もまた注目を集めました。

嵐の新たな一歩を感じさせるこのシングルは、ファンにとって特別な意味を持つ作品となっています。

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