I-dep

i-dep（アイ・デップ）

i-depは、日本の音楽シーンにおいて特異な存在感を発揮するミュージックプロジェクトです。プロデューサーでありソングライター、DJとしても知られるナカムラヒロシが中心となり、2000年代初頭に始動しました。彼の音楽キャリアは、ロンドンでスタートし、当地の音楽人との交流を経て、日本に帰国後はストリートミュージシャンとともにバンドを結成することとなります。

歴史と経緯

ミレニアム期にロンドンで活動を開始したナカムラは、特にElen Nascimentなどと楽曲を共同制作するなど多岐に渡って音楽を探求しました。その後、日本に戻り、ストリートミュージシャンと共にi-depとしての体制を整えました。しかし、2009年には一度バンド活動を休止し、ナカムラ個人のプロジェクトとして新たな道を歩みます。

このプロジェクトは2019年にオリジナルメンバーが再集結し、バンドとして新たに活動を開始しましたが、2023年9月には藤枝伸介と高井亮士が脱退を発表します。その代わりとして、2024年1月には新たに砂山淳一が加入し、20周年を迎えたi-depは毎月の新曲リリースに取り組んでいます。

メンバー構成

• - ナカムラヒロシ（Keyboard）

三重県桑名市出身のナカムラは、Massanとのユニット「knowone」や、Canaとの音楽ユニット「SOTTE BOSSE」でも活動しています。彼の音楽的関心は広範囲にわたり、ダンスミュージックからポップスまで幅広いジャンルに作品提供やプロデュースを行っています。特に、彼は東京2020オリンピックの開会式や閉会式において音楽監督補佐を務め、その際に作曲やアレンジも手掛けました。

• - 井村達也（Guitar）
• - 狩野丈二（Drums）
• - Cana（ボーカル）

Canaは、ナカムラヒロシとのユニット「SOTTE BOSSE」にも参加しており、その歌声とパフォーマンスで多くのファンを魅了しています。

• - 砂山淳一（Bass）

以前は佐久間正英氏のバンドで活動していた彼は、ウッドベースやエレキベースを操る特技を持っています。

元メンバー

• - 藤枝伸介（Sax / Flute）
• - 高井亮士（Bass）

ディスコグラフィー

i-depのディスコグラフィーには多くのシングルやアルバムが含まれています。特に、2004年から2008年にかけてリリースされたシングルは、高評価を得ており、様々なジャンルの音楽ファンに支持されています。

代表的なライブパフォーマンス

彼らは数々の音楽フェスやイベントに出演しており、2005年のSUMMER SONIC|SUMMER_SONICやCOUNTDOWN JAPANなど、大規模なイベントでもその才能を発揮しています。

おわりに

i-depは、新たなメンバーの加入や継続的な楽曲リリースを通じて、日本の音楽シーンにおける存在感をさらに強めています。これからも彼らの音楽は、多くの人々に愛され続けることでしょう。

もう一度検索