ICE (音楽グループ)

ICE: 日本の音楽グループ

ICE（アイス）は1990年に活動を開始した日本の音楽グループで、ギターの宮内和之が中心となって設立されました。グループ名は、設立当初からさまざまな音楽スタイルを持ったメンバーで構成され、独自のサウンドを追求していました。

設立背景

当初、宮内は「宮内和之セッション」という形で活動し、アルバムごとに新たなメンバーやコンセプトを試みていました。しかし、コーラスのメンバーであった国岡真由美をボーカルとして迎えることで、より一貫したスタイルを持つユニットへと進化を遂げました。1993年4月7日には、東芝EMIからデビューアルバム「ICE」をリリースし、その後も短期間で2、3枚のアルバムを発表しました。

音楽活動

2002年にはユニバーサルミュージックに移籍し、2007年までに12枚のオリジナルアルバムと13枚のシングルを発表しました。大手レーベルから独立して自らのレーベル「freebirdrecord」を立ち上げた後も、彼らはイベントやライブ中心の活動を続けましたが、同年12月に宮内が亡くなったことで、事実上の活動休止を余儀なくされました。

新たな始まり

2009年、国岡は「ice」と名乗りとして活動を再開しました。新たなギタリストを迎えることなく、変則スリーピースバンドとして新しい形で音楽活動を始めました。2010年には、宮内が生前に所属していたヘヴィーロックバンドBLIND HEADZに参加し、彼女自身の音楽的成長を続けていることが特徴です。

2013年にはデビュー20周年を迎え、記念ベストアルバム『HIGHER LOVE～20th Anniversary Best』をリリースし、2023年にはデビュー30周年を迎えます。

メンバー

ICEのメンバーは以下の通りです。

• - 宮内和之（1964年5月30日 - 2007年12月18日）: ギター、楽曲アレンジ

- 宮内は耳下腺がんのため43歳で亡くなりました。彼はICEにおいて中心的存在で、その音楽的なビジョンを担っていました。

• - 国岡真由美（1968年6月27日 - 現在）: ボーカル

- 宮内の晩年に結婚した国岡は、ICEの声として多くの楽曲を披露しました。

ICE BAND

ICEのサウンドは多くのメンバーによって支えられました。以下のメンバーが活動に関わりました。

• - 小川真司（ベース）
• - 山下政人（ドラム）
• - 大石真理恵（パーカッション）
• - 崩場将夫（キーボード）
• - 野崎貴郎（キーボード）

ディスコグラフィー

ICEは多くのシングルとアルバムをリリースしています。先述の通り、再発売されたアルバムや新しいパッケージも多く、音楽的な活動は多岐にわたります。また、彼らの楽曲はさまざまなメディアで使用され、幅広い支持を得ています。

今後の展望

国岡は今もなお音楽活動を続け、新たな作品の制作が進められています。ICEはその独自のスタイルを持ち続け、新たな世代のリスナーに影響を与える存在であり続けています。彼らの今後の活動から目が離せません。

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