IN MY DREAM (WITH SHIVER)

LUNA SEAのセカンドシングル『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』は、1993年7月21日に発売されました。このシングルには、2曲の楽曲が収録されています。

1曲目は表題曲である『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』です。この曲は、後にリリースされるLUNA SEAのサードアルバム『EDEN』にも収録されていますが、シングルバージョンとアルバムバージョンではミックスが異なり、シングルバージョンの方がアウトロがやや長いという違いがあります。

2曲目は『SLAVE』です。この曲は『EDEN』には収録されていませんが、LUNA SEAのファンクラブ名、あるいはファンのことを指す言葉としても広く知られています。アップテンポな楽曲で、バンドのインディーズ時代から存在しており、過去にはいくつかのアルバムへの収録が検討されたものの、実現しませんでした。しかし、このシングルでついに初音源化を果たしました。メンバー全員が満場一致でシングルへの収録を決定したというエピソードも残っています。

『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』は、バンドの代表曲の一つとして、多くのファンに愛されています。そのキャッチーなメロディーと、力強い演奏は、LUNA SEAの音楽性を象徴するものです。一方、『SLAVE』は、バンドの歴史とファンの絆を象徴する、重要な楽曲と言えるでしょう。インディーズ時代からの楽曲でありながら、長年音源化されなかった経緯や、メンバー全員がその収録に賛成したという事実は、この楽曲の特別な位置付けを示唆しています。

これらの楽曲は、その後も数多くのLUNA SEAのベストアルバムに収録されており、現在でも高い人気を誇っています。代表的なアルバムとしては、『EDEN』、『SINGLES』、『LUNA SEA COMPLETE BEST』、『LUNA SEA COMPLETE BEST -ASIA LIMITED EDITION-』、『LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE-』などが挙げられます。『SLAVE』はさらに『LUNA SEA 3D IN LOS ANGELES』にも収録されています。これらのアルバムを通して、LUNA SEAの音楽史における重要な位置付けを確認することができます。

『IN MY DREAM (WITH SHIVER)』と『SLAVE』、この2曲は、それぞれの魅力を持ちながらも、LUNA SEAというバンドの様々な側面を示す重要な楽曲であり、バンドの歴史とファンの記憶に深く刻まれていると言えるでしょう。シングルとしてのリリースは、これらの楽曲の価値を高め、LUNA SEAの音楽的遺産をさらに豊かに彩るものとなりました。

もう一度検索