iPad(アイパッド)は、
Appleが開発・販売するタブレット型
コンピュータであり、その中でも第8世代にあたるモデルについて解説します。
概要
2020年9月15日(米国時間)に開催された
Appleのスペシャルイベントにて発表されました。同日より予約受付が開始され、
9月18日から販売が開始されています。価格は34,800円(329ドル)からと、前世代モデルから据え置きとなっています。本体カラーやサイズについても前世代から大きな変更点はありません。
しかし、内部のSoC(System-on-a-Chip)が大きく進化しています。前世代の
Apple A10からA12 Bionicへと変更され、これにより処理能力が大幅に向上しました。特に、
Apple A10 Fusionと比較して、その性能差は顕著です。
この結果、iPadのベーシックモデルでありながら、SoCの処理速度は前世代の2倍以上という驚異的なパフォーマンスを実現しています。また、iPad (無印)シリーズとしては初めて、画像編集などの高度な処理を可能にする機械学習コアNeural Engineを搭載しました。これにより、従来は不可能だった処理もスムーズに行えるようになり、よりクリエイティブな作業や高度なタスクにも対応できるようになりました。
付属品についても変更があり、20W USB-C電源アダプタが同梱されるようになりました。これにより、USB-PD(Power Delivery)による急速充電に対応し、より短い時間で充電を完了できます。
iPadモデルの変遷
(横スクロールできる画像です)
出典
外部リンク
公式ウェブサイト