2022年3月8日に発表されたiPad Air(第5世代)は、
Appleが開発・販売するタブレット型
コンピュータです。iPad Airシリーズの最新モデルとして、前世代から大幅な進化を遂げ、
3月18日に発売されました。
パフォーマンスの大幅な向上
このモデルの最大の特長は、
Apple M1チップの搭載です。これにより、CPU性能は最大60%、GPU性能は最大2倍に向上し、より高速でスムーズな動作を実現しています。また、16コアのNeural Engineにより、機械学習機能も強化され、高度な処理を効率的に行うことが可能になりました。
2024年リリースのiPadOS 18.1からは、人工知能プラットフォーム「
Apple Intelligence」が利用可能となりましたが(2024年12月現在、日本では未対応)、今後の展開が期待されます。
カメラ機能の進化
背面には12MPの広角カメラが搭載されているほか、新たにセンターフレームに対応した12MPの超広角フロントカメラが搭載されました。これにより、ビデオ通話中にユーザーの動きに合わせて自動的にカメラの向きが変わり、常にフレーム内に収まるように撮影できます。また、高品質な写真や動画の撮影も可能です。
通信機能の強化
セルラーモデルは5G回線に対応し、理論上最大3.5Gbpsの高速通信を実現しています。これにより、場所を選ばずに快適なインターネット接続が可能です。また、nano-SIMとeSIM、
Wi-Fi 6にも対応しており、多様な通信環境で利用できます。
その他の特長
USB-Cポートは最大10Gbpsのデータ転送速度に対応し、前世代の2倍の速さになりました。これにより、外部ストレージや周辺機器とのデータ転送がより迅速に行えます。内蔵ステレオスピーカーは、本体側面の上部と下部に1基ずつ配置され、横向きにした際にバランスの取れたステレオサウンドを楽しめます。
本体のカラーバリエーションは、スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5
色展開となり、背面には「iPad Air」の刻印が施されています。また、11インチiPad Proと共通のMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioにも対応しており、キーボード操作による作業効率の向上が可能です。
まとめ
第5世代iPad Airは、M1チップによる大幅な性能向上、進化したカメラ機能、高速な通信機能など、様々な面で進化を遂げたタブレットです。クリエイティブな作業からエンターテイメントまで、幅広い用途で活躍します。iPad Airの購入を検討されている方は、ぜひこのモデルをチェックしてみてください。
iPadモデルの変遷
[外部リンク]
iPad Air - Apple (日本)