IPad Air (M2)

iPad Air（M2）：第6世代モデルの詳細解説

Appleが2024年5月7日のイベントで発表し、同年5月15日に発売されたiPad Air（M2）は、iPad Airシリーズの第6世代にあたるタブレット型コンピュータです。今回のモデルでは、従来の11インチモデルに加え、新たに13インチモデルがラインナップに加わり、初めて2つのサイズ展開となりました。

デザインとディスプレイ

11インチモデルの本体サイズと画面解像度は、第5世代までの10.9インチモデルから変更はありません。しかし、新たに登場した13インチモデルは、より大きな画面を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となります。

本体の仕上げは、スペースグレイ、スターライト、パープル、ブルーの4色展開。洗練されたデザインは、日常使いはもちろん、ビジネスシーンにもマッチします。

パフォーマンス

SoCにはApple M2チップを搭載。これにより、前世代のM1チップと比較して、CPU性能が15%向上、GPU性能が25%向上、メモリ帯域幅が50%拡大、Neural Engineが40%高速化されています。高度な処理能力を必要とする作業も、よりスムーズに行えるようになりました。

また、2024年リリースのiPadOS 18.1からは、人工知能プラットフォーム「Apple Intelligence」が利用可能になる予定です（2024年12月現在、日本では未対応）。これにより、iPad Air（M2）の使い方はさらに広がりそうです。

ストレージ

ストレージ容量は、128GB、256GB、512GB、1TBの4種類から選択可能。前世代では64GBと256GBの2択だったことを考えると、大幅な拡充です。最小容量、最大容量ともに引き上げられたことで、より多くのデータやアプリケーションを保存できるようになりました。

Apple Pencilとカメラ

iPad Air（M2）は、Apple Pencil（USB-C）および、本機と同時に発表されたApple Pencil Proに対応します。繊細な表現を可能にするApple Pencil Proとの組み合わせで、クリエイティブな作業がより快適に行えます。

一方で、フロントカメラの位置が長辺に変更されたため、Apple Pencil（第2世代）との互換性はなくなりました。Apple Pencil（第2世代）をお持ちの方は注意が必要です。

まとめ

iPad Air（M2）は、M2チップによる高いパフォーマンス、豊富なストレージオプション、Apple Pencil Proへの対応など、多くの魅力を持つタブレットです。11インチと13インチの2つのサイズから選べるようになったことで、より幅広いユーザーのニーズに応えられるようになりました。

Apple Intelligenceの登場によって、今後さらに進化していくことが期待されます。

外部リンク

* iPad Air - Apple（日本）

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