Immi

immi：音楽シーンを彩るシンガーソングライターの軌跡

1983年愛知県生まれのimmi（イミー）は、日本の女性シンガーソングライターとして、幅広い音楽活動で知られています。高校時代から地元のライブハウスで歌い始め、才能を開花させました。その後、プロデューサーとの出会いをきっかけに、音楽活動の幅を広げ、2001年には「中澤真由」名義でメジャーデビューを果たします。

メジャーデビューとインディーズへの回帰

ユニバーサルミュージックからリリースしたシングル4枚とアルバム1枚を経て、immiは2002年以降、ライブ活動を中心とした活動にシフトします。この間、新曲も制作されましたが、未発表作品も存在します。その後、再びインディーズへと戻り、精力的な活動を展開します。セルフプロデュース作品も発表するなど、アーティストとしての自立を図りました。そして、極東ラヴァーズオーケストラのアルバムへの参加を経て、2007年にはアーティスト名を「immi」へ改名、新たな出発を切ります。

immi名義での再デビューと成功

Grand Traxよりインディーズレーベルで活動を開始したimmiは、配信限定シングル「コズミックピンク」で再デビュー。iTunes Music Storeで「今週のシングル」に選出されるなど、高い評価を受けました。続く、immi名義での初のアルバム『Switch』はiTunesダンスアルバムチャートで1位を獲得、その後CDとしてもリリースされ、収録楽曲「Local Train」はCanonのCMソングとして起用されるなど、大きな話題となりました。

リミックスアルバムとメジャーレーベル契約

『Switch』の楽曲を様々なアーティストがリミックスしたアルバム『RimmiX』は、国内外から注目を集め、immiの音楽性の幅広さを示しました。さらに、2009年にはメジャーレーベルDefSTAR Recordsと契約。メジャーデビューシングル「WONDER EP」を発表後、2010年には両A面シングル「Sign of Love / FIGHT BACK」をリリース、「Sign of Love」はアニメ『さらい屋五葉』の主題歌として起用され、大きな成功を収めます。同年にリリースされたフルアルバム『Spiral』は、immiの音楽的成熟を示す作品となりました。

ユニット活動と多様なコラボレーション

immiは、プロデューサーJETBIKINIとのクラブDJユニットTacomimiとしての活動や、様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行ってきました。A-beeとのユニット「A-bee × IMMI」としての活動や、静電場朔、A-beeとの3人組音楽ユニットDiANでの活動でも、その音楽性は新たな境地を開拓しています。最近では、FRAMの楽曲にも共作曲として参加するなど、その活躍は多岐に渡ります。

音楽的影響と評価

immiの中澤真由時代からの作品は、tofubeatsなど、多くの音楽関係者から高い評価を受けています。彼女の音楽は、エレクトロニックミュージックを基調としながらも、繊細な歌声とメロディーが特徴で、幅広いリスナーを魅了してきました。

まとめ

immiは、インディーズからメジャー、そしてユニット活動と、常に挑戦を続け、独自の音楽性を確立してきたアーティストです。多様な音楽活動を通して、シーンに大きな影響を与え続けています。今後も、その活動から目が離せません。

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