『info宝くじ』とは
『info宝くじ』(インフォたからくじ)は、
2002年4月から2011年
3月まで、
テレビ朝日系列で放送されていた宝くじに関する情報番組です。放送時間は、主に木曜ドラマ終了後のヒッチハイク枠(21時52分頃)でした。
みずほ銀行が提供しており、宝くじの収益がどのように活用されているかを紹介する内容が中心でした。
番組内容
番組では、宝くじの収益を基に行われた事業を、毎週1つの
地方公共団体に焦点を当てて紹介していました。画面左上には、紹介する
地方公共団体のマークが表示されていました。また、数字選択式宝くじであるロトシックスの抽選結果発表も行われました。ロトシックスの抽選がない場合は、事業紹介のみが放送されました。
番組ナビゲーターは
鈴木杏樹が務めました。放送時間は21時52分頃でしたが、特番放送時には21時台のCM枠で放送されることもありました。また、編成の都合で放送されない場合は、別日に放送されることもありました。
特徴
番組は、半年に一度CMのリニューアルを行っていましたが、「○○
ジャンボ宝くじ」のCMは一切放送されず、最後に発売をコメントするのみでした。
福井放送では、木曜ドラマの放送時間とロトシックスの抽選日が重なるため、別の宝くじのCMが放送されていました。
2006年
4月にはリニューアルが行われ、放送開始前に『
報道ステーション』の予告が流れるようになりました(ただし、『
報道ステーション』をネットしていない
福井放送では、ACジャパンのCMが放送されました)。
2009年4月以降は『宝くじからのお知らせ』として30秒に短縮され、主要事業の紹介とロトシックスの抽選結果のみを伝える簡素な内容になりました。
放送終了
2011年
3月10日に番組は終了し、
4月以降は水曜夜9時の刑事ドラマ枠で通常のCMが放送されるようになりました。
福井放送では、土曜夜10時に放送されていました。
エピソード
番組は、スポーツ中継延長などの影響で、放送時間が変更されることが度々ありました。以下にいくつかの例を挙げます。
2004年11月18日:「弟」を放送した際、
日米野球中継中にCMが放送されました。
2006年10月26日:プロ野球日本シリーズ第5戦が延長したため、
新庄剛志選手の引退打席終了後に放送されました。
2007年1月4日:「マグロ」を放送した際、前番組である「オーラの泉」の新春スペシャルの中でCMが放送されました。
2007年10月18日:プロ野球クライマックスシリーズが延長したため、試合終了後に放送されました。
2008年1月3日:「夢対決!2008!とんねるずのスポーツ王は俺だ!スペシャル9」を放送した際、前年同様にその前番組の中でCMが放送されました。
2008年11月6日:プロ野球日本シリーズが延長したため、試合終了後に放送されました。
2009年1月1日:「
相棒~Season7 元日SP」の中でCMが放送されました。
関連番組
『info宝くじ』以外にも、宝くじに関する広報番組がいくつか存在します。
デーブのフライデードリーム:
テレビ東京で放送されていた、
デーブ・スペクター司会の宝くじ広報番組。ナンバーズの抽選結果を放送していました。
宝くじドリームサテライト:BS11で放送されている、
小川りかこ司会の宝くじ広報番組。その日の
数字選択式全国自治宝くじの抽選結果を放送しています。
アッコにおまかせ!:番組終了後に「That's宝くじ」と題した宝くじ広報番組を放送。1週間のロトとナンバーズの抽選結果を放送しています。司会は
峰竜太が務め、これが縁で峰はナンバーズのCMにも出演しました。
まとめ
『info宝くじ』は、宝くじの収益がどのように社会に貢献しているのかを伝えるとともに、ロトシックスの抽選結果を発表する情報番組でした。
鈴木杏樹のナビゲートのもと、約9年にわたり放送され、多くの人に親しまれました。