Itappy

itappy（イタッピー）について

itappy（イタッピー）は、伊丹市交通局が発行している非接触型ICカードの名称で、主に伊丹市内のバス利用に特化した乗車カードです。最初の導入は2008年4月1日に行われ、以来、その便利さと親しみやすさから多くの市民に愛用されています。

名前の由来

itappyという名前は、伊丹市（itami）と「幸せ」を意味するhappyを組み合わせた造語であり、これは市民からの公募によって選ばれました。券面のデザインも大阪芸術大学短期大学部の学生から募集されたもので、地域の人々の参加が感じられる仕組みになっています。

提供された便利なサービス

itappyの導入により、従来のバスカードや一日乗車券からICカード方式へと移行し、乗車料金の支払いが従来よりもスムーズになりました。このカードは、乗車時にICカードリーダーに軽くタッチするだけで、事前にチャージした金額から自動的に運賃が引かれる仕組みです。これにより、降車時に再度タッチする必要がないため、利用者にとって非常に利便性が高いとされています。

また、大人用と子ども用の2種類があり、利用方法は同様ですが、運賃の設定が異なります。これは、子ども用の場合は運賃が割引されているためです。

チャージと購入の方法

itappyは、伊丹市交通局の営業所や majorな駅の窓口、自動販売機で購入できます。また、購入時に一定額のプレミアが付与される特典もあり、例えば、2,000円のカード購入で200円のプレミアが得られます。さらに、購入時には500円のデポジットが必要ですが、これは最終的にカードの返却時に返金される仕組みです。

チャージは窓口や自動販売機、さらにはバス車内でも行うことができるものの、バス車内では制限がありますので注意が必要です。

他社ICカードとの連携

itappyは他社のICカードと連携することはありませんが、itappyのエリア内ではICOCAやPiTaPaなど、全国10種類の交通系ICカードが利用できるため、非常に便利です。また、PiTaPaには特定の条件で割引が受けられるサービスが存在し、itappy利用者特有のメリットもあります。

乗り継ぎ割引と店舗提携

itappyには乗り継ぎ割引もあり、最初の乗車から90分以内に再度同じカードで乗車すると、2回目の運賃が半額になります。このようなインセンティブにより、運用の効率が高められています。さらに、提携店でitappyを提示することで割引を受けることができ、一層の利便性を提供しています。

結論

itappyは地元の人々にとって身近で便利な交通手段を提供している非接触型ICカードです。地域に根付いたサービスとして、今後もその役割が期待されます。伊丹市を訪れる際には、ぜひこのカードを活用して快適な移動を楽しんでください。

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