J-CREWプロジェクト 〜やっぱり海が好き〜

J-CREWプロジェクト 〜やっぱり海が好き〜

J-CREWプロジェクト「やっぱり海が好き」は、全日本海員組合と国際船員労務協会によって2012年5月に始まりました。このプロジェクトは、特に外航の日本人船員の魅力を伝えることを目的としており、若い世代への情報提供を通じて船員の人材確保を図っています。

プロジェクトの始まりと活動内容

プロジェクトの設立当初から、様々な広報活動が行われています。タレントの川島海荷が応援大使に就任し、全国の中学や高校にポスターを配布しました。また、『週刊少年ジャンプ』などの人気雑誌にも広告を掲載し、プロジェクトの認知度を高めています。さらに、4種類のマスコットキャラクターを使ったグッズの制作にも取り組んでいます。

沿革

• - 2012年5月: プロジェクトがスタート。
• - 2012年9月: 『週刊少年ジャンプ』の広告を掲載。
• - 2012年10月: プロジェクトの出航式が東京で行われ、川島海荷が応援大使に就任。
• - 2012年11月: 再度『週刊少年ジャンプ』に広告を出稿。
• - 2014年: アイドル航海士オーディションが始まります。
• - 2015年: 初の広報アニメ『やっぱり海が好き』が制作されます。
• - 2019年4月: Instagramアカウントが開設され、プロジェクトの情報発信がより活発に行われるようになりました。

応援大使とアイドル航海士

プロジェクトでは、初代応援大使として川島海荷が活躍し、その後足立梨花、武田玲奈と続いています。また、アイドル航海士の役割として、毎年オーディションによって選ばれたグランプリ受賞者が1年間「海月七海」としてプロジェクトのイメージキャラクターを務めます。

初代アイドル航海士は兼田いぶきで、以降松原杞沙、西村彩有里、佐東詩織、空閑琴美が後を受け継ぎました。

マスコットキャラクター

プロジェクトには多彩なキャラクターも登場します。たとえば、広島県呉市出身の船長「キャプテンなみ丸」や、アラスカから来たペンギンの機関長「ペギ機関長」、元気な航海士実習生「海月七海」、天界の妖精「サニーラダー」などがいます。これらのキャラクターは、若者に海や船の魅力を伝えるための重要な役割を果たしています。

アニメ制作

また、プロジェクトでは「やっぱり海が好き」シリーズのアニメが制作されています。このシリーズは、航海士としての成長や冒険を描いた作品で、DVD形式で頒布されていた初期の頃から、2020年にはAmazonプライム・ビデオでの配信も行われました。アニメは四作品にわたり、様々な舞台での航海の様子を楽しむことができます。

音楽と文化

このプロジェクトには、主題歌や挿入歌もあり、多くのファンに親しまれています。音楽を通じて学びや楽しみが生まれることを目指しています。特に、アニメの主題歌や劇中の楽曲は、船員の生活や友情をテーマにしたものになっています。

まとめ

J-CREWプロジェクト「やっぱり海が好き」は、船員という職業に対する魅力を広める活動をしています。多角的なアプローチで、若者に向けた情報発信や啓発活動が行われ、今後も多くの人々に海の楽しさが伝えられていくことを期待しています。

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