JIRO

JIRO（ジロウ） - 日本の実力派ミュージシャン

JIRO（本名: 和山 義仁）は、1972年10月17日生まれの日本のミュージシャンであり、GLAYのベーシストとして広く知られています。また、彼はTHE PREDATORSのメンバーでもあり、各方面で多才な才能を発揮しています。出生地は北海道函館市であり、函館大谷高等学校を卒業。身長169cmで、私は既婚者でもあります。

人物背景

GLAYのメンバーの中で、JIROは唯一、芸名が本名に由来していない人物です。彼は元々「ピエロ」というバンドで活動していましたが、GLAYに参加する前に、その名前を求められた際に「JIRO」と即答したことからこの名前が定着しました。この出来事についてJIRO自身もなぜその名前を選んだのか思い出せないと語っています。彼の端正な容姿は、多くの女性ファンを惹きつけており、著名な芸能人たちも彼のファンであることを公言しています。バンド内で最もモテるメンバーと評され、TAKUROとの間ではファンに関する相談がしばしば行われるほどです。

ファッションセンスにも優れ、メンバーからもアドバイスを求められることがあるJiroですが、デビュー当初は奇抜なスタイルではなく、比較的普通の外見でした。異なるスタイルチャレンジの一環として、ローラーブレードを履いてスタジオに入った際には事務所から叱責されたというエピソードもあります。

趣味と生活

彼の趣味には、カメラとスノーボードがあり、特にカメラでの風景や空の撮影が好きです。自身の撮影した写真はGLAYのシングル「Precious」のジャケットにも使用されています。また、愛用のカメラコーナーもGLAYの会報に設けられており、ファンからの投稿も取り上げられることが多いです。

血液型はA型。音楽キャリアの初期には「ハツリ屋」などのアルバイトをして生計を立てていましたが、特に揚げ物の苦手な食事があるといい、名古屋でのツアー中に味噌カツにアレルギー反応を示したことで、それ以来揚げ物は食べなくなっています

また、Jiroはイングランドプレミアリーグ、リヴァプールの熱心なファンでもあり、2024年1月には現地で観戦していることが知られています。

音楽キャリア

JIROの演奏スタイルは独特で、ギターのように大きく腕を振ってベースを弾く姿が印象的です。ベースは通常、和音ではなく単音を弾くため、JIROはミュート技術を巧みに使用しています。彼の技術はプロデューサーからも高く評価され、シングル『真夏の扉』制作時にはピックを使って弾いていたことを指摘され、即座にピックを外すなどのエピソードも残っています。

JIROは、元ガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガンやZIGGYの戸城憲夫といったベーシストから影響を受けています。GLAYではメインボーカルを担当することもあり、楽曲「SHUTTER SPEEDSのテーマ」などで自らの声を披露しています。

メンバーとの関係

GLAY内では副リーダーとしての役割を果たす存在であり、最年少のメンバーです。彼は幼少期からTAKUROと親交があり、小学校まで一緒でした。一方で、HISASHIとはやや気まずい空気が漂うこともあるとされますが、互いに友好関係が築かれています。JIROはメンバーに対して独特の呼び名をつけており、TAKUROを「TAKUROくん」、HISASHIを「トノくん」と呼ぶなどの習慣があります。

経歴のハイライト

JIROは子供時代に厳格な父親の影響を受け、早くから音楽に興味を持っていました。中学時代にはバスケットボール部に入ったものの、1年で退部し、その後に友人のギターを借りたことがきっかけで自身のギター購入を決意します。彼の音楽キャリアは「ネクストビート」というバンドから始まり、高校卒業後には「ピエロ」のメンバーとして活動し、その後GLAYに加入しました。1994年のシングル「RAIN」でメジャーデビューを果たし、徐々に人気を博していきました。

GLAYとしての活動を続けながら、2005年にはTHE PREDATORSを結成し、並行して新たな音楽スタイルを模索しています。楽団としてのカラーを持ちながら、JIRO自身も作曲を手掛けています。彼の存在は、GLAYの音楽シーンを支える重要な要素であり、その魅力は今も多くのファンに愛され続けています。

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