JUMP NO.1

『JUMP NO.1』は、Hey! Say! JUMP|Hey!_Say!_JUMP2010年7月7日にリリースした初のオリジナルアルバムです。2007年9月24日のグループ結成から約2年10ヶ月を経て発売されたこのアルバムは、彼らの初期の活動を総括する重要な作品と言えるでしょう。

特筆すべきは、本作が10人体制での唯一のアルバムであるという点です。翌年にグループを脱退した森本龍太郎が参加している貴重な作品であり、ファンにとって特別な意味を持つ一枚となっています。

アルバムには、これまでにリリースされたシングル曲に加え、メンバーが作詞を手がけた楽曲や、ライブで人気の高かった楽曲も収録されています。シングル曲では、デビュー曲の「Ultra Music Power」や、ドラマ主題歌として話題になった「瞳のスクリーン」「真夜中のシャドーボーイ」などが収録されています。

また、メンバーが作詞を担当した楽曲も注目ポイントです。薮宏太が作詞した「DREAMER」や、八乙女光が作詞した「INFINITY」「アイ☆スクリーム」、山田涼介が作詞した「真紅」、知念侑李が作詞した「すまいるそんぐ」、髙木雄也が作詞した「Time」、中島裕翔が作詞した「Dash!!」など、メンバーの個性が光る楽曲が多数収録されています。

特に、今作が初CD化となる「情熱JUMP」や「Memories」といったオリジナル曲は、ファンにとって待望の収録となりました。これらの楽曲は、これまでライブなどで披露されてきたものの、CDとして発売されるのはこのアルバムが初めてです。

さらに、アルバムのラストを飾る「Thank You 〜僕たちから君へ〜」は、メンバー全員で作詞した特別な楽曲です。曲が終わった後には、メンバーからのメッセージを交えた「シングルメドレー」のコーナーが続き、ファンへの感謝の気持ちが込められています。

収録曲は以下の通りです。

1. DREAMER
- 作詞:薮宏太、作曲:BOUNCEBACK、編曲:高橋哲也・佐藤泰将
2. INFINITY
- 作詞:八乙女光、作曲:内田智之、編曲:CHOKKAKU、ピアノ:伊野尾慧
3. 瞳のスクリーン
- 作詞:村野直球、作曲:馬飼野康二、編曲:鈴木雅也
- 5thシングル山田涼介主演ドラマ『左目探偵EYE』主題歌
4. 真紅
- 作詞:山田涼介、作曲:Fredrik Hult、編曲:h-wonder
5. ガンバレッツゴー! - Hey! Say! 7
- 作詞:藤林聖子・MAKOTO、作曲・編曲:h-wonder
- 『春高バレー』イメージソング
6. 情熱JUMP※
- 作詞:ma-saya、作曲:BOUNCEBACK、編曲:船山基紀
- 『春高バレー』イメージソング、CD初収録
7. すまいるそんぐ
- 作詞:知念侑李、作曲:Shusui・Hirofumi Sasaki、編曲:石塚知生、タンバリン:森本龍太郎
8. Memories※
- 作詞:ma-saya、作曲:加藤裕介、編曲:佐藤泰将
- 山田涼介主演ドラマ『左目探偵EYE』主題歌、CD初収録
9. Dreams come true
- 作詞:久保田洋司、作曲:馬飼野康二、編曲:CHOKKAKU
- 2ndシングル、『北京オリンピックバレーボール世界最終予選』イメージソング
10. Time
- 作詞:髙木雄也、作曲:平田祥一郎、編曲:有岡大貴・Eddy
- リードトラック
11. Score - Hey! Say! BEST
- 作詞:薮宏太、Rap詞:八乙女光、作曲:Joey Carbone・STEVEN LEE、編曲:前口渉・丹下正男
12. Your Seed
- 作詞:ma-saya、作曲:h-wonder、編曲:ha-j
- 3rdシングル
13. アイ☆スクリーム
- 作詞・作曲:八乙女光、編曲:磯崎健史・吉岡たく、ギター:岡本圭人
14. 真夜中のシャドーボーイ
- 作詞:ma-saya、作曲:馬飼野康二、編曲:馬飼野康二石塚知生
- 4thシングル、ドラマ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』主題歌
15. Dash!!
- 作詞:中島裕翔、作曲:原一博、編曲:川端良征・清水昭男
16. Ultra Music Power
- 作詞:MSS、作曲:馬飼野康二、編曲:CHOKKAKU
- 1stシングル、『バレーボールワールドカップ2007』イメージソング
17. Thank You 〜僕たちから君へ〜
- 作詞:Hey! Say! JUMP|Hey!_Say!_JUMP、作曲:STEVEN LEE、編曲:船山基紀、Song Co-ordination:Joey Carbone

このアルバムは、Hey! Say! JUMP|Hey!_Say!_JUMPの歴史を語る上で欠かせない作品であり、彼らの成長過程を捉えることができる貴重な一枚と言えるでしょう。

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