Jelly (曲)

capsuleの6枚目のアナログ12インチシングル『jelly』は、2006年4月19日にcontemodeより数量限定で発売されました（品番：YCJC-10002）。このシングルは、capsuleの音楽性を深く掘り下げた作品として、特にファンからの評価が高い一枚です。

収録楽曲について

このシングルには、以下の3曲が収録されています。

A1. jelly (extended-mix)
この楽曲は、BPM125で制作されたものが、1.0293倍速されて収録されており、結果としてBPM128.6625となっています。このバージョンは、2005年9月21日に発売されたアルバム『L.D.K. Lounge Designers Killer』が、同年11月16日にiTunes Storeで発売された際に、11曲目として追加収録された楽曲「jelly」のリアレンジバージョンです。よりダンサブルなアレンジが施されており、クラブシーンでも人気を集めました。
このextended-mixを短縮した「jelly (album-edit)」は、アルバム『FRUITS CLiPPER』に収録されています。シングル版と比較すると、よりコンパクトにまとめられており、アルバム全体の流れの中で聴くのに適したバージョンとなっています。

B1. seismic charge
こちらもBPM125で制作されたものが、1.02337倍速されて収録され、BPM127.92125となっています。この楽曲は、アルバムには収録されていない、このシングルのみで聴くことができる特別なトラックです。エレクトロニックなサウンドと、独特のグルーヴ感が特徴的で、聴く人を惹きつけます。

B2. CrazEEE Skyhopper
この曲もBPM125で制作されたものが、1.02337倍速され、BPM127.92125となっています。表記はありませんが、アルバム『FRUITS CLiPPER』に収録されたバージョンとは異なる、extended mixに相当するバージョンです。より長く、より展開が豊富なアレンジで、聴きごたえがあります。

その他

このシングルに収録されている全ての楽曲の作詞・作曲は、中田ヤスタカが担当しています。彼の卓越した音楽センスが、このシングルでも遺憾なく発揮されており、capsuleの音楽性を象徴する作品と言えるでしょう。
『jelly』は、アナログレコードというフォーマットでリリースされたこともあり、その音質の良さから、多くのオーディオファンからも支持されています。特に、extended mixは、レコードならではの音圧で聴くことで、よりその魅力を体感できます。
このシングルは、数量限定でのリリースだったため、現在では入手困難なアイテムとなっています。しかし、その音楽的な価値は高く、capsuleの歴史を語る上で欠かせない作品の一つです。

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