John (ミュージシャン)

john（TOOBOE）

日本の音楽シーンで活躍するボカロPおよびシンガーソングライター、john（ジョン）。彼はソロプロジェクトとして「TOOBOE」という名義も持ち、多彩な音楽スタイルを展開している。これまでに数々のヒット曲を生み出し、特にボカロ楽曲において高い評価を得ている。

略歴

幼少期から音楽に親しみ、ギターやピアノを独学で学んできたjohnは、趣味としてDTM（デスクトップミュージック）を始める。音楽の道へ進むきっかけは2018年頃、バルーンやナユタン星人の楽曲との出会いであった。この経験がきっかけとなり、彼は2019年の4月に自作のボカロ曲「インフェリオリティー」をニコニコ動画やYouTubeに投稿し、ボカロPとしての活動をスタートさせた。

その後、多くのボカロ楽曲を制作し、「春嵐」「ヒガン」「宴」「rabbit」などが特に人気を博している。「春嵐」はニコニコ動画での再生回数が100万回を超えており、彼の代表作のひとつとなっている。2020年9月にはソロプロジェクト「TOOBOE」を立ち上げ、自身が歌う楽曲や他のシンガーへの提供曲を制作しつつ、ボカロPとしての活動も継続している。2022年4月には、1stシングル『心臓』をリリースし、MASTERSIX FOUNDATIONからメジャーデビューを果たした。

音楽スタイルとテーマ

johnは、名前に犬に関連した要素を取り入れるなど、個性的なスタイルを持っている。彼の楽曲のテーマは「負け犬」であり、曲を通じてリスナーに「怒り」や「勇気」を与えることを目指している。作詞においては奥田英朗、作曲にはスガシカオといった著名なアーティストに影響を受けていることを公表している。特に彼のVOCALOIDにおける調教技術では、「た行」を「つぁ・つぃ・つ・つぇ・つぉ」と発音させる独特のアプローチが特徴的である。

サポートメンバーとライブ

TOOBOE名義でのライブでは、飯田直人（MESHICO）やPark、Atsuyuk!、TaitoFujiwaraなどのサポートメンバーと共に演奏するバンド編成が魅力の一つである。彼らと共に行われるライブパフォーマンスは、観客に強い印象を残している。

ディスコグラフィ

john

• - フルアルバム
• - EP
• - シングル

TOOBOE

• - フルアルバム
• - シングル
• - 提供曲
• - 参加作品

主なライブ

johnは、ワンマンライブや主催イベントに出演している他、さまざまな音楽イベントにも参加している。

公式リンク

john (@casablancalanca) - X（旧Twitter）
TOOBOE (@TOOBOEofficial) - X（旧Twitter）
Instagram
YouTubeチャンネル
* ニコニコ動画ユーザーページ

このように、johnは多岐にわたる音楽活動を展開しつつ、リスナーに感動を与え続けているアーティストである。

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