K.ODA

K.ODA (小田和正) - 時代を彩るソロデビューアルバム

1986年12月3日にリリースされた小田和正の『K.ODA』は、彼にとって初のソロスタジオアルバムであり、オフコース在籍中に制作されました。このアルバムは、小田和正の音楽的な才能と、新たな挑戦への意欲を示す作品として、多くのファンに愛されています。

制作の背景

『K.ODA』の制作には、オフコース時代から小田和正と親交の深いビル・シュネーがプロデューサー兼ミキサーとして参加しました。さらに、ドラムにTOTOのジェフ・ポーカロ、ギターにダン・ハフ、ベースにデヴィッド・ハンゲイト（元TOTO）など、世界的な一流ミュージシャンが参加し、アルバムに深みと彩りを添えています。

特徴的な歌詞カード

アルバムの歌詞カードは、小田和正自身の直筆で書かれています。また、歌詞カードには曲順の表記がなく、順不同で掲載されており、ファンハウスのロゴとともに「曲順 順不同 歌詞一部未掲載」と記されています。曲順はジャケット裏面に作詞作曲編曲と共に表示されており、独特な構成となっています。

収録曲について

アルバムには、バラエティ豊かな楽曲が収録されています。

切ない愛のうたをきかせて: 歌詞カードに歌詞が掲載されていない楽曲。
冬の二人: 切ない情景が浮かぶバラード。
哀しみを、そのまゝ: 第一生命「パスポート21」CMソングにも起用された楽曲。シングル「1985」のカップリング曲。楽器伴奏はなく、小田和正のバックコーラスとメインボーカルのみで構成されています。
1985: ソロデビューシングル。アルバムバージョンは、シングルとはイントロの長さが異なります。
夜の行方: 夜の都会を舞台にした楽曲。
信じるところへ: 前向きなメッセージが込められた楽曲。
明日、あの海で: 海をテーマにした爽やかな楽曲。
空が高すぎる: オフコースのデビュー時に作られた楽曲。

ミュージシャン

作詞・作曲: 小田和正
プロデュース: ビル・シュネー
ドラム: ジェフ・ポーカロ
ギター: ダン・ハフ
* ベース: デヴィッド・ハンゲイト

まとめ

『K.ODA』は、小田和正のソロキャリアの幕開けを飾る重要な作品であり、彼の音楽的な才能と、新たな挑戦への意欲が凝縮されています。豪華なミュージシャンを迎え、細部までこだわり抜かれたこのアルバムは、J-POP史に残る名盤として、これからも多くの人々に聴き継がれていくでしょう。

SonyMusic

[K.ODA – ディスコグラフィ](https://www.sonymusic.co.jp/Music/Discography/ARCH/ES/
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