KBC MUSIC PROGRAM "FUZZ"

KBC MUSIC PROGRAM "FUZZ"

九州朝日放送（KBCラジオ）で毎週月曜日の夕方から夜にかけて放送されている音楽番組。正式名称は「KBC MUSIC PROGRAM "FUZZ"（ケー・ビー・シーミュージックプログラム ファズ）」で、2023年4月3日に放送を開始しました。

概要

音楽を取り巻く環境が多様化し、様々な形で楽曲に触れることができる現代において、この番組はメジャーやインディーズといったレーベルの枠にとらわれず、またジャンルの垣根も設けずに、パーソナリティの感性に響く「アンテナに引っかかる」多様な楽曲を選んで紹介することをコンセプトとしています。リスナーが新たな音楽と出会うきっかけを提供することを目指しています。

この番組が誕生した背景には、それまで月曜日の19時台から21時台に放送されていた『居酒屋 清子』が、パーソナリティを務めていた清子女将の海外留学により番組を終了したことや、別の番組である『PAO-N』の放送時間変更などがありました。これにより、月曜日の17時55分から始まる4時間という大きな放送枠が確保され、それを活用した大型の音楽ワイド番組として編成される運びとなりました。番組の制作には、同じくKBCラジオで放送されている『ドォーモ×ラジオ』のスタッフが関わっており、両番組は事実上の姉妹番組という関係性を持っています。

放送時間

基本となる放送時間は、毎週月曜日の17時55分から22時00分までです。放送開始当初の2024年3月までは21時55分までの放送でしたが、直後に設定されていたKBCニュースの枠がなくなったことに伴い、5分間放送時間が拡大されました。

番組内では、複数の箱番組が内包されています。例えば、18時20分頃からは、以前は『PAO～N（カチタカ!）』内で放送されていた『薩摩酒造presents 食べたい!飲みたい!小雪ったい!』が組み込まれています。また、18時30分から18時45分までの時間は、年間を通じてラジオドラマが放送されるため、一時的に中断します。この時間には、『ミヤリサン製薬 ラジオ劇場 下町ロケット』、その後は『ミヤリサン製薬 ラジオ劇場 アキラとあきら』が放送されています。さらに、プロ野球のナイターオフシーズンにあたる期間（主に秋から春にかけて）の18時45分から19時00分までは、『ココロのオンガク 〜music for you〜』や『みんなの音楽室』といった番組が放送されるため、この時間帯も番組は一時中断する形となります。

プロ野球のナイターシーズン中で、『KBCホークスナイター』が月曜日に組まれている場合は、野球中継が優先されます。この場合、「FUZZ」はナイター中継が終了した後にスタートするため、開始時刻は日によって変動します（目安としては21時頃の開始となります）。もしナイター中継が21時55分までに終了しない場合は、原則としてその日の番組は休止となります。ただし、次番組である『オールナイトニッポン MUSIC10』に切り替わるまでの短い時間、パーソナリティによるトークが挟まれる場合があります。過去には、プロ野球中継の延長により、2023年7月10日の放送がわずか1分10秒という最短記録となったこともあります（radikoなどの番組表上ではこの日の放送は休止扱いでした）。また、2024年9月23日には、当初予定されていた4時間の放送枠が、福岡ソフトバンクホークスのリーグ優勝決定の可能性が高まったことから急遽『KBCホークスナイター』の編成に変更され、野球中継終了後に番組を放送する予定でした。しかし、ホークスの優勝が決定したため、番組は完全に休止となり、『MANDAN』をベースとした優勝特番が放送されるという事例もありました。

パーソナリティ

番組のパーソナリティは、コウズマユウタさんと坂口カンナさんのコンビが務めています。この二人は、過去にCROSS FMで放送されていた番組「UP↑UP↑」の木曜日も共に担当していました（2021年4月から2024年3月まで）。

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