KCB(ケーシービー)
KCBは元
ORANGE RANGE|ORANGE_RANGEのドラマーであるKATCHANが中心となり、
2006年に結成されたロックバンドです。彼らは最初、友人との
スタジオでのセッションを通じて、自然と音楽活動を始めることになりました。バンド名はその後、KATCHANが運営していたモバイル
ブログ「KCB」を由来とし、当初は「カッチャンバンド」としてスタートしたものの、後に「KICK CHOP BUSTERS」の略として定義されました。
KCBは
2008年5月21日に
シングル「A RIZE」でメジャーデビューを果たし、その際には大阪と東京でのライブも行われました。このデビュー以前、彼らは様々なコピーやセッションを重ねながらお互いに音楽的な信頼関係を築いていきました。メンバーの入れ替わりや脱退も経験しつつ、KCBは独自のスタイルを確立していきます。
メンバー構成
- - KATCHAN(カッチャン): ボーカル、ギター。1983年6月19日生まれ。正式な出身地は沖縄県とされるが、大阪府出身で岐阜県で育ち、後に沖縄に移住した彼はKCBのリーダーです。オリジナルメンバーであり、彼の音楽的ビジョンはバンドの根底に流れています。
- - NAO-PON(ナオポン): ボーカル、ギター。東京都出身の彼もオリジナルメンバーであり、KATCHANの実弟。彼はバンドの若い血を象徴しています。
かつて在籍していたメンバーには、ボーカルのJAEHEEやベーシストのDAIKI、YA-CHAなどがいます。音楽性の違いから脱退したメンバーもいますが、彼らの影響はKCBの楽曲やスタイルに色濃く残っています。
音楽スタイルと特徴
KCBの音楽スタイルは「パーティー感のあるロックサウンド」とKATCHAN自身が語るように、エネルギッシュで多彩です。楽曲はメンバーそれぞれの
作詞作曲によって形作られるため、サウンドに一貫性がない場合もありますが、それがまた彼らの魅力とも言えます。音楽は聴く人々に楽しさを提供し、瞬時に場の雰囲気を盛り上げる力を持っています。
変遷と未来
KCBは数回のメンバー交代を経ながら、その都度新たなカラーを見せてきました。例えば、
2010年にはKAZUYAが新メンバーとして加入し、新しい時代を迎えます。また、彼らは定期的にライブを行い、ファンに対する強い姿勢を見せています。
ディスコグラフィ
主な
シングルには「GET DOWN/SETSUNA」、「MEMORY/足跡」、「HYPER SURVIVOR/涙」があり、
2010年から2013年にかけてリリースされました。ミニアルバム「favorite selection」や「ONE」、「TWO」なども好評で、多くのリスナーに支持されています。
KCBは今後も、様々な音楽性を持つメンバーと共に、さらなる進化を続けることでしょう。彼らの音楽は、ファンに新しい体験を提供し続けており、その活動は見逃せません。