KISAKI

KISAKI：ヴィジュアル系音楽シーンを牽引したプロデューサー兼ベーシスト

KISAKI（本名：松浦忠史、1976年3月10日生まれ）は、和歌山県海南市出身の日本のミュージシャンであり、音楽プロデューサー、そして実業家です。彼はヴィジュアル系音楽シーンにおいて、ベーシストとして、また「Matina」「UNDER CODE PRODUCTION」の代表として、重要な役割を果たしました。

多彩な音楽活動の軌跡

1990年代初頭から音楽活動を開始し、複数のバンドを経て1995年にStella Mariaに加入。その後、La:Sadie's（後のDIR EN GREY|DIR_EN_GREYのメンバーが在籍）を結成しますが、1996年に解散。1997年にはMIRAGEを結成し、同年には自身のレーベル「Matina」を設立します。

2000年代に入ると、Syndromeを結成。2003年にはレーベル「UNDER CODE PRODUCTION」を設立し、KISAKI PROJECT feat.樹威としての活動も開始。2004年にはPhantasmagoriaを結成するなど、精力的に活動を展開しました。

2007年に一度バンド活動から引退し、プロデュース業に専念しますが、2010年には新バンド「凛」を結成し音楽活動を再開。国内外でライブを行い、音源をリリースしますが、2013年に活動を休止。2014年にメンバーを一新して「凛」を再始動させますが、2016年に解散。2018年にはMIRAGEが20周年を記念して期間限定で活動を再開しました。

プロデュース業への注力と才能

KISAKIは、MatinaとUNDER CODE PRODUCTIONを通じて、100以上のヴィジュアル系バンドをプロデュースし、シーンの発展に大きく貢献しました。彼のプロデュース作品は、多くのファンを魅了し、ヴィジュアル系音楽の多様性を広げました。

こだわりと人間性

KISAKIは、ボーカルに対して特に強いこだわりを持っており、バラードを魅力的に歌えるアーティストを好むとされています。また、ヴィドールのメンバーとは親交が深く、特にボーカルのジュイとは深い信頼関係で結ばれています。彼は「自分より他人のために何ができるかを考えている」と語っており、その姿勢は多くのミュージシャンや関係者から尊敬を集めています。

バンド歴

Stella Maria
La:Sadie's
MIRAGE
Syndrome
KISAKI PROJECT
Phantasmagoria
凛-the end of corruption world-
KISAKI PROJECT feat.砂月

ディスコグラフィー（KISAKI PROJECT feat.砂月）

シングル
消影 (2011年)
想~Twinkle Vitality~ (2012年)
アルバム
* 壊詞〜an ideal of beauty Desperate〜 (2012年)

KISAKIが残した功績

KISAKIは、ヴィジュアル系音楽シーンにおいて、ミュージシャン、プロデューサー、実業家として多岐にわたる活動を行い、数多くのバンドの育成や音楽制作に携わってきました。彼の音楽に対する情熱と才能は、多くの人々に影響を与え、ヴィジュアル系音楽の発展に大きく貢献しました。彼の音楽は、これからも多くのファンに愛され続けるでしょう。

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