Kashmir

kashmir（カシミール）は、日本のクリエイターとして、漫画家およびイラストレーターの分野で広く活動しています。その筆致は多様な媒体で展開され、多くの読者やファンに親しまれています。

漫画家としての主な活動は、多岐にわたる出版社や雑誌に及びます。

芳文社の漫画雑誌『まんがタイムきららMAX』においては、2004年11月号から2015年12月号にかけて長期連載されたギャグ漫画『○本の住人』がよく知られています。同誌では、漫画家の印税生活をテーマにしたコメディ『ななかさんの印税生活入門』も2016年2月号から2019年4月号まで連載されました。
アスキー・メディアワークスの『月刊コミック電撃大王』では、異星人と人間の交流を描いたSFコメディ『百合星人ナオコサン』が2005年2月号から2014年4月号まで連載され、代表作の一つとして数えられます。その後、『ゆせそま。』が2015年6月号から2017年3月号にかけて連載されました。
メディアファクトリーの『月刊コミックアライブ』では、2006年8月号から2013年5月号にかけてファンタジー作品『デイドリームネイション』を連載。
秋田書店の『チャンピオンREDいちご』では、『彼女はUXO』および『※生徒会がおいしくいただきました。』といった作品を発表しています。
白泉社の漫画誌『楽園』とそのWEB増刊では、2010年創刊の『楽園』5号から連載が続く『てるみな』と、2015年以降連載されている『ぱらのま』の二作品が掲載されており、それぞれ既刊5巻、8巻（2024年現在）となっています。
近年では、光文社のウェブコミック誌『COMIC熱帯』にて『こいしとこさめの旅チャンネル』の連載を開始しています（2023年4月28日より）。

漫画作品以外にも、イラストレーターとして幅広い分野で活動しています。

書籍では、ライトノベル作品の挿絵を多数担当しており、日本一ソフトウェアの『セカンドノベル 〜彼女の夏、15分の記憶〜』（たまねぎ現象には理由があるのイラスト）、伊藤ヒロ著『アンチ・マジカル 〜魔法少女禁止法〜』、野﨑まど著『パーフェクトフレンド』などが挙げられます。
人気作品のアンソロジーコミックや企画にも数多く参加しており、『けいおん!』『ご注文はうさぎですか??』（第9話エンドカード）、『サクラクエスト』『NEW GAME!|NEW_GAME!』『魔法少女まどか☆マギカ』『ゆるキャン△』『ぼっち・ざ・ろっく!』など、様々なジャンルのアンソロジーに寄稿しています。
ゲーム関連では、同人ゲーム『空の上のおもちゃ』の原画や、ゲーム情報誌へのイラスト寄稿（『GAMESIDE』2008年6月号掲載『R-TYPEIII』イラスト）、その他企画への参加（制コレISM GP）などがあります。
初期の活動としては、『ヤングヒップ』に短編『halo』や『ドライブ』を発表。また、『S-Fマガジン』にはSFショートショート作品を寄稿するなど、デビュー初期から多様な媒体で創作を続けています。

このように、kashmirは多年にわたり、コメディ、SF、日常系など幅広いジャンルの漫画を創作するとともに、イラストレーション、アンソロジー参加、ゲーム関連など、様々なメディアでその才能を発揮し続けている日本の重要な漫画家・イラストレーターの一人です。

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