KuickShowは、
KDEデスクトップ環境向けに開発された、シンプルながらも強力な画像ブラウザ兼ビューアです。このアプリケーションを起動すると、まずファイルブラウザが立ち上がり、ユーザーはそこから表示したい画像を選択することができます。
画像を選択すると、KuickShowはその画像をメインウィンドウに表示します。ユーザーは、画像を元のサイズで表示することも、ウィンドウサイズに合わせて拡大縮小することも、フルスクリーンモードで表示することも可能です。これにより、画像の細部まで確認したり、大画面で迫力のある表示を楽しんだりできます。
KuickShowの操作性も優れています。マウスホイールを回転させるか、キーボードのPageUp(⇞)キーとPageDown(⇟)キーを使用することで、現在の
ディレクトリ内に存在する画像を順番に切り替えて表示することができます。この機能により、フォルダ内の複数の画像をスムーズに閲覧できます。また、表示された画像を右クリックするとコンテキストメニューが表示され、画像に関するさまざまな操作を行うことが可能です。例えば、画像の回転や拡大縮小、別名保存など、一般的な画像編集ソフトウェアに備わっている機能を利用することができます。
さらに、KuickShowは幅広い画像フォーマットに対応しています。具体的には、
JPEG(jpg)、GIF、TIFF、PNG、BMP、PSD、XPM、PPM、PGM、PBM、PNM、EIM、そしてXCFといった多種多様なフォーマットの画像をサポートしています。これにより、異なる形式の画像を一つのアプリケーションでまとめて閲覧することができ、非常に便利です。
KuickShowは、
KDEデスクトップ環境で画像を手軽に閲覧・管理したいユーザーにとって、非常に有用なツールと言えるでしょう。
外部リンク
sourceforge.net のプロジェクトページ
KuickShow ハンドブック