LAPOSTA 2025 Supported by docomo

『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』

2025年1月27日から2月2日までの約一週間、東京ドームおよびその周辺施設を舞台に開催された『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』は、芸能プロダクション・LAPONEエンタテインメントが主催する一大エンターテインメントイベントの総称です。所属アーティストによる合同コンサートを中心としながら、期間中、様々な公演や企画が同時多発的に展開されました。

このイベントは、ラポネエンタテインメント代表の崔信化氏が、所属第一号グループであるJO1のデビュー当時から抱いていた「後輩グループと共に東京ドームでファミリーコンサートを実現したい」という長年の構想が原点となっています。JO1に続き、2021年にINI、2023年にDXTEENがデビューしたことで、2023年には初の合同ライブ『LAPOSTA 2023』が実現。翌2024年も開催を重ね、ファミリーコンサートとしての基盤を築き上げました。

そして、2024年4月にME:I、6月にIS:SUEという二つのガールズグループが加わり、所属アーティストが5組体制となったこと、さらにNTT docomoをトップパートナーとして迎えたことが、念願であった東京ドームおよび周辺施設での過去最大規模となる「LAPOSTA」開催へと繋がりました。開催が発表された9月4日には、東京ドームシティ プリズムホールにて崔代表とJO1が出席し、記者会見が行われました。

イベントのコンセプトと概要

『LAPOSTA 2025』では、「ADVENTURE OF HEARTS」をコンセプトに掲げ、「アーティストとファンが一体となって、ワクワクするような冒険を作り上げる」というテーマが設定されました。ビジュアル撮影も「航海」をテーマに行われ、イベント全体の方向性を示しました。イベントの中心は東京ドームでの合同ライブですが、期間中は周辺施設でも多様な公演や企画が並行して行われました。

メインイベント：東京ドーム合同ライブ

「LAPOSTA 2025 Supported by docomo in TOKYO DOME」と銘打たれた合同ライブは、今回で3回目の開催にして、LAPOSTA史上初めて東京ドームで開催されました。公演数もこれまでの2日から3日3公演に増加し、合計で15万人もの観客を動員。ラポネ所属のJO1、INI、DXTEENに加え、新たにME:I、IS:SUEが参加し、全5組が出演しました。さらに、1月31日公演にはZEROBASEONE、2月1日公演にはKep1erとiznaがゲストアーティストとして登場し、ステージをさらに華やかに彩りました。

ライブ最終日には、全国47都道府県の約180館の映画館でライブビューイングが実施され、多くのファンが会場の熱気を共有しました。また、3月25日にはフジテレビTWOにて、2月2日公演の本編とバックステージの様子が独占放送されています。

周辺施設での多様な企画

東京ドームシティ内の各施設でも、多岐にわたる公演やイベントが展開されました。

SHOW PRODUCED by MEMBERS: IMM THEATER、シアターGロッソ、後楽園ホールでは、JO1、INIのメンバーがそれぞれソロでステージをプロデュース。自ら企画内容を考案し、オリジナル曲やカバーの披露、バンド演奏、ダンス、トーク、作品展示など、メンバーの個性が光るバラエティ豊かな公演が行われました。これらのステージは後にLeminoとFANY Online Ticketで有料配信されました。
FAN MEETING in LAPOSTA 2025: TOKYO DOME CITY HALLでは、DXTEEN、ME:I、IS:SUEによるファンミーティングが開催され、LeminoとStreamPass/FanStreamにて生配信されました。
* LAPONE SYMPOSIUM: 同じくTOKYO DOME CITY HALLにて、崔代表が登壇し、ラポネの歩み、現状の課題、今後の展望などを語り、ファンからの質問に直接答える機会が設けられました。質疑応答では、給与や共同生活、グループ間の待遇差、SNSでの問題、ファン同士の対立といった率直なテーマにも触れられました。

東京ドームシティ全体でのコラボレーション

イベント期間中、東京ドームシティはLAPOSTA一色に染まりました。トップパートナーであるNTT docomoとの連携企画「ドコモ未来フィールド×LAPOSTA 2025」や、衣装展示を行う「LAPOSTA GALLERY 2025」が開催されました。また、ファンクラブ会員限定のスタンプラリー「LAPOSTA 2025 TREASURE HUNT」や、一般参加も可能な謎解きゲーム「つながる謎解きゲーム」など、施設全体を使った体験型企画も実施されました。

さらに、東京ドームシティのアトラクションや飲食店、ホテル、場内売店など、様々な施設とのコラボレーションも行われました。アーティストの楽曲やトークを聞きながらアトラクションを楽しめる企画や、メンバープロデュースのコラボメニュー、限定ドリンク、フォトスポットなどが登場し、街全体でイベントを盛り上げました。期間限定のランダムプレイダンスイベント、アーティスト楽曲に合わせたイルミネーション演出、施設内BGMとしての楽曲オンエアなども実施され、ファンはイベント期間中、LAPONEの世界観を存分に体験することができました。

その他にも、ファン同士の交流を目的とした「LAPONE向上委員会」や、歌唱力を競う「LAPONE KARAOKE FES」といった参加型企画も行われ、多様な楽しみ方が提供されました。

セットリストとパフォーマンス

東京ドームの合同ライブでは、5組それぞれの代表曲に加え、グループの垣根を超えたスペシャルなパフォーマンスが多数披露されました。JO1、INI、DXTEENによる合同ステージや、ME:IとIS:SUEのコラボステージ、さらにはグループをシャッフルしたユニットパフォーマンスも実施されました。特に注目を集めたのは、異なるグループの楽曲をカバーし合う企画で、ファンを大いに沸かせました。ゲストアーティストも単独ステージでそれぞれの魅力を発揮し、イベントに彩りを加えました。

エピソードとして、東京ドーム公演の最速先行には26万件もの応募があったこと、出演者数表記の裏話、ファンが「ラバーズ」「ラブリー」と呼ばれたこと、メンバーが代表に寄り添う姿、そしてDXTEENとIS:SUEの公式ペンライトが本公演を機に発表・販売されたことなどが語られており、イベントの大きな反響と、所属アーティスト間の温かい関係性、そしてファンとの結びつきの強さがうかがえます。

『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』は、ラポネエンタテインメントの成長と、所属アーティストおよびファンコミュニティの拡大を象徴する、過去最大規模の成功を収めたイベントとなりました。

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