LIKKLE MAI

LIKKLE MAI (リクル・マイ)

日本のレゲエシーンを代表する女性シンガー、LIKKLE MAI（リクル・マイ）。彼女の音楽は、ルーツレゲエを基盤にしながらも、ジャンルを超越した独自のサウンドと、心に響くメッセージで多くの人々を魅了し続けています。

経歴

岩手県宮古市出身のLIKKLE MAIは、1994年にロックステディバンド、DREAMLETSのボーカルとして音楽活動をスタートさせました。翌年には、日本を代表するダブレゲエバンド、DRY&HEAVYに加入し、その独特な歌声と存在感でバンドのサウンドを支えました。DRY&HEAVY脱退後の2005年からは、ソロアーティストとしてのキャリアを本格的にスタートさせます。

2006年には、ソロデビューアルバム「ROOTS CANDY」をリリース。以降、数々の大型フェスティバルに出演し、そのライブパフォーマンスで多くのファンを獲得しました。

2007年には、自身のレーベルMK STARLINERより2ndアルバム「M W（エムダブリュー）」を発表。2009年には、全編バンドサウンドによる3rdアルバム「mairation（マイレーション）」をリリースし、音楽性の幅広さを示しました。

2012年には、ポカリスエットのCMソング「The Life Is Simple And Beautiful」を配信限定でリリース。同年7月には、4thアルバム「DUB IS THE UNIVERSE」を発表しました。また、同年12月には、ジンタらムータとのコラボレーションシングル「平和に生きる権利」をリリースし、音楽を通じた社会的なメッセージを発信しました。

2014年には、東日本大震災で被災した故郷・岩手県の沿岸部に暮らす人々の心情を歌ったミニアルバム「きたぐにのはる」をリリース。自身のルーツと向き合い、音楽を通して故郷への想いを表現しました。

2017年以降は、ソウル・フラワー・ユニオンのバッキング・ヴォーカリストとしても活動するなど、多岐にわたる音楽活動を展開しています。

2018年2月には、9年ぶりとなるCD付き7インチシングル「V-I-C-T-O-R-Y」をリリースし、オリコンインディーズチャートで18位を獲得。同年7月には、ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬、Rob Smithが参加したミニアルバム「Rise Up」をリリースしました。

2021年12月には、ネット上のヘイト問題に切り込むメッセージソング「ネット横丁」と、コロナ禍の日常を温かい視点で描いた「おこもり期のひきこもごも」を同時配信リリース。特に「ネット横丁」のミュージックビデオは大きな反響を呼びました。2022年1月には、東京と大阪で「ネット横丁」のレコ発ライブを開催し、同年1月21日には、「ネット横丁」と「おこもり期のひきこもごも」を両A面とした7インチシングルをリリースしました。

2024年5月24日には、配信シングル「GAZA」をリリースし、精力的な活動を続けています。

ディスコグラフィー

シングル

Rock To Sleep / Your Pocket（2005年10月）
Why Are You In A Hurry?（2005年12月）
Your Love ～Spotlight Mix（2006年7月）
My Woman/Home,Sweet Home（2008年1月）
Come Together For I&I（2009年5月）
One Life To Live～Single Version～（2009年10月）配信
The Life Is Simple And Beautiful（2012年5月）配信
平和に生きる権利（2012年12月）ジンタらムータ with リクルマイ
V-I-C-T-O-R-Y（2018年2月）
ネット横丁 / おこもり期のひきこもごも（2021年12月,2022年1月）
GAZA（2024年5月）配信

アルバム

Roots Candy（2006年2月）
M W（2007年7月）
mairation（2009年11月）
DUB IS THE UNIVERSE（2012年7月）
きたぐにのはる（2014年12月）
Rise Up （2018年7月）

外部リンク

公式ブログ
Likkle Mai （リクルマイ） - X（旧Twitter）
LIKKLE MAI - Facebook
* SOUL FLOWER UNION

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