LOVE SAVES THE EARTH

「LOVE SAVES THE EARTH」について

「LOVE SAVES THE EARTH」（ラブ・セーブス・ジ・アース）は、日本テレビ系列で毎年開催される「24時間テレビ 愛は地球を救う」で使用されていた著名なテーマ曲です。この楽曲は、番組が初めて放送された1978年から1991年にかけて、全14回にわたってテーマ曲として親しまれてきました。

作曲及び編曲を手がけたのは、番組の音楽監督として参加していた大野雄二です。この曲はボーカルパートを持たないインストゥルメンタルで構成されており、主に番組のオープニング、エンディング、そしてスポンサー提供のクレジット部分で使用されました。楽曲自体の感情的なメロディは、視聴者に感動を与える要素を持ち、多くの人々に深い印象を残しています。

しかし、1992年以降は番組のリニューアルに伴って大野雄二が番組を降板したため、この曲は放送で使用されなくなりました。その後、一部のNNS系列地方局においては『24時間テレビ』の宣伝などでまれに耳にすることがありましたが、番組内での正規のBGMとしては、その後のテーマソングである「愛はマジック」や「エバー・グリーン・ラブ〜人間という名の大きな樹」とともに使用される機会は消滅しました。

収録作品

「LOVE SAVES THE EARTH」は、1978年にリリースされた『24時間テレビ 愛は地球を救う』のサウンドトラックに収録されました。このサウンドトラックは後に2010年1月20日にブリッジからCDとして再発され、さらには2017年11月3日にはタワーレコード限定で発売されたコンピレーション・アルバム『ANYTIME FUSION! The Best Fusion of Victor Archives』にも収録されました。

さらに、2005年に発売された大野雄二のアルバム『Made In Y.O.』には、彼自身によるリアレンジ版が新たに録音され、一部ファンからも好評を得ています。このように「LOVE SAVES THE EARTH」は、多くの形式で音楽ファンに親しまれ続けています。

「LOVE SAVES THE EARTH」はただの楽曲ではなく、日本のテレビ文化の一部として人々の記憶に刻まれており、年間行事の象徴的存在ともなっています。この曲を通して、愛や絆の大切さを伝え続ける同番組の精神は、時代を超えて多くの人々に共感を呼び起こしています。

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