Let go (m-floの曲)

m-floのシングル「let go」

m-floの「let go」は、2004年11月17日にリリースされた17thシングルで、名義は「m-flo loves YOSHIKA」です。この楽曲は、m-floのバラード楽曲としては「Yours only,」以来のものであり、当時メジャーデビュー前の日本のシンガーであるYOSHIKAをフィーチャリングしています。彼女はインディーズアルバム『Straight Ahead』（2003年）を通じてm-floに知れ渡り、オファーを受けることとなりました。

「let go」のテーマは「自分の中にある見えないものを解き放つ」というメッセージを持っています。この深い意味を秘めた楽曲は、多くのリスナーに共感を呼び起こし、発売以来、広く愛されてきました。カップリングには、坂本龍一がSister Mと共演した楽曲「The Other Side of Love」のドラムンベースアレンジも収録されています。これらの楽曲は、m-floの4thアルバム『BEAT SPACE NINE』に後に収められました。

さらに「let go」は、2014年にFlowerのアルバム『Flower』に収録された「let go again」へと続く楽曲でもあります。このように、「let go」はm-floの音楽の展開と進化を示す重要な一曲となっています。

タイアップと影響

特筆すべきは、「let go」がNTTドコモのFOMA901i TVCM「m-floが・・・」篇のタイアップ曲であり、20万枚以上の売上を記録したロングヒットシングルとなったことです。この楽曲は、時を経てもなお、その人気が衰えず、2013年にはテレビドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」で挿入曲として使われることで再度注目を集めました。こうした経歴から、m-floの代表作の一つとしての地位を確立しています。

収録曲と特別版

このシングルには以下のような収録曲が含まれています：

• - 「let go」
• - 「The Other Side of Love」
• - 「miss you -m-flo LIVE 2004

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