Life goes on (CHEMISTRYの曲)

CHEMISTRYの24枚目のシングルとして2008年8月20日にリリースされた「Life goes on」は、彼らにとって新たな挑戦が詰まった作品です。前作「輝く夜」から8ヶ月、アルバム『Face to Face』からは7ヶ月ぶりのリリースとなりました。

この楽曲は、フジテレビ系アニメ『西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜』のオープニングテーマとエンディングテーマとして起用され、2008年7月からオンエアされました。オープニングには「〜side K〜」の1番が、エンディングには「〜side D〜」の2番が使用されています。

初回盤には、アニメ原作者である、よしながふみ氏による描き下ろしステッカーが封入されるという特典がありました。これはファンにとっては嬉しいサプライズでした。

「Life goes on」は、CHEMISTRYの2人（川畑要と堂珍嘉邦）が初めて共同で作詞作曲に挑戦した楽曲としても特筆されます。谷口尚久氏との共作ではありますが、彼らの新たな一面が垣間見えます。さらに、アレンジにおいても、同じ楽曲を川畑と堂珍がそれぞれプロデュースするという初の試みが行われました。

川畑プロデュースの「Life goes on 〜side K〜」は、エレクトロニックな要素を取り入れたアップテンポなナンバーです。一方、堂珍プロデュースの「Life goes on 〜side D〜」は、アコースティックギターを主体としたバラード風の仕上がりとなっています。それぞれのバージョンで、1番、2番、大サビにソロパートが設けられ、「〜side K〜」と「〜side D〜」ではパート分けも異なっているというこだわりようです。

ミュージックビデオは「〜side K〜」バージョンで制作され、中村剛氏が監督を務めました。このMVでは、川畑が初めて帽子を脱いだ姿を披露したことでも話題となりました。

収録曲は以下の通りです。

1. Life goes on 〜side K〜
作詞・作曲：川畑要・堂珍嘉邦・谷口尚久、編曲：Tomokazu "T.O.M" Matsuzawa
フジテレビ系アニメ『西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜』オープニングテーマ
2. Life goes on 〜side D〜
作詞・作曲：川畑要・堂珍嘉邦・谷口尚久、編曲：谷口尚久
フジテレビ系アニメ『西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜』エンディングテーマ
3. Life goes on 〜side K〜 [Less Vocal]
4. Life goes on 〜side D〜 [Less Vocal]

「Life goes on」は、CHEMISTRYの新たな挑戦と、彼らの音楽性の幅広さを感じさせる意欲作と言えるでしょう。

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