Live 2006 DEAD or ALIVE -SAITAMA SUPER ARENA 05.20-

『Live 2006 DEAD or ALIVE -SAITAMA SUPER ARENA 05.20-』は、日本のロックバンド、Janne Da Arcが2006年5月に行ったライブの模様を収録した映像作品です。2006年9月20日にエイベックスから発売されました。このライブは、バンド結成10周年を記念して開催され、その記念すべき瞬間が映像として鮮やかに記録されています。

ライブでは、2006年にリリースされた全てのシングル曲が演奏され、当時のバンドの勢いと音楽性を存分に感じることができます。収録曲には、「-救世主 メシア-」から始まり、「Judgement 〜死神のKiss〜」、「WILD FANG」、「Junky Walker」、「Confusion」、「Desperate」、「in silence」、「振り向けば…」、「月光花」、「So Blew」、「メビウス」、「seal」、「Destination」、「Heavy Damage」、「DOLLS」、「HEAVEN」、「シルビア」、「Stare」といった、彼らの代表曲が多数含まれています。これらの楽曲は、ライブならではのアレンジと、メンバーの熱のこもった演奏によって、CD音源とはまた違った魅力を放っています。

映像作品では、観客を熱狂させたライブの臨場感がそのままパッケージングされており、ファンにとっては何度でも見返したくなるような貴重な記録です。しかし、実際のライブセットリストでは演奏されたものの、映像作品には収録されなかった楽曲も存在します。「闇の月をあなたに…」、「Speed」、「MISTAKE」、「-R-Type「瞳の色」」の4曲は、本編には収録されていません。ただし、これらの楽曲は後に『SINGLES 2』の限定版に収録されることになり、ファンを喜ばせました。

また、このライブビデオの特徴として、曲間のMCが全てカットされている点が挙げられます。これは、ライブの熱狂を途切れさせずに、音楽に集中して楽しんでもらうための意図的な編集と言えるでしょう。さらに、「シルビア」の楽曲にはマルチアングル機能が搭載されており、複数のカメラアングルからライブパフォーマンスを楽しむことができます。これにより、観客は自分の好きな視点から、より深くライブの世界に浸ることができるようになっています。このマルチアングル機能は、同じ楽曲を何度も楽しむことができるため、ファンにとっては非常に嬉しい機能と言えるでしょう。

実際のセットリストでは、6曲目に「闇の月をあなたに…」、13曲目に「MISTAKE」、16曲目に「Speed」、そして17曲目に「-R-TYPE「瞳の色」」が演奏されていました。これらの楽曲が本編に収録されなかったのは残念ですが、後に『SINGLES 2』でその一部が補完されたことは、ファンにとっては救いとなりました。Janne Da Arcの10周年を記念したこのライブ映像作品は、バンドの歴史を語る上で欠かせない重要な作品であり、ファンだけでなく、彼らの音楽に触れたことのない人にとっても、その魅力を知るための絶好の機会となるでしょう。熱いパフォーマンス、そして数々の名曲が詰まったこのライブビデオは、Janne Da Arcの魅力を余すところなく伝えています。

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