Love Letter (GACKTのアルバム)

アルバム『Love Letter』の魅力

2005年2月14日にリリースされたGacktの5枚目のフルアルバム『Love Letter』は、彼の音楽キャリアにおいて特別な位置を占めています。このアルバムは、これまでに発表されたロック調の楽曲から大きく方向転換し、心温まるバラードがメインとなっています。

アルバムの構成

このアルバムには、18thシングル「君に逢いたくて」と20thシングル「ありったけの愛で」の表題曲に加え、それぞれのシングルに収められたカップリング曲を含む4曲が収録されています。また、他にも精力的に制作された6曲が収められ、全体で10曲から成ります。ただし、19thシングル「12月のLove song / December Love Song〈한국어〉」はこのアルバムには含まれていません。

2005年6月16日には、韓国市場向けに全曲を韓国語で再録音した『Love Letter 〜for Korean Dears〜』がリリースされ、日本でも輸入版が入手可能です。

収録曲詳細

アルバムには、以下のような多様な楽曲が収められています：

• - 精一杯のサヨナラ (4:44)
• - Tea cup (5:28)
• - etude (6:24)

- この曲は、Gacktがかつて所属していたロックバンド「CAINS:FEEL」のデモテープに収録されていた楽曲をリメイクしたものです。

• - ありったけの愛で 〜LLV〜 (5:36)
• - ピース (4:12)
• - この夜が終わる前に (4:58)
• - 君に逢いたくて (5:33)
• - Dears 〜LLV〜 (6:58)

- これは、Gacktの1stアルバム『MARS』にも収録されている同名の曲のアコースティックバージョンです。

• - サクラソウ (2:42)
• - Love Letter (4:55)

- この楽曲は、後に映画『機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-』の主題歌として使用され、25thシングルの表題曲としてシングルカットされています。

韓国語バージョンの『Love Letter 〜for Korean Dears〜』では、次の楽曲が収録されています：

• - 온 힘을 다해 안녕
• - 너를 만나고 싶지만
• - 이 밤이 끝나기 전에
• - PEACE
• - Tea cup
• - 들꽃
• - Love Letter

参加ミュージシャン

このアルバムには数多くの才能あるミュージシャンが参加しています。中でも、弦一徹さんがバイオリンを担当し、堀沢真己さんがチェロ、塚本周成功さんがオーケストラアレンジメントを担当しています。

Gackt自身も全曲の作詞・作曲を担当しており、彼の独自の感性と美しいメロディが融合した作品となっています。バラードというテーマが上手く表現されており、聴く人に深い感動を与える一枚に仕上がっています。

このアルバムは、Gacktファンにとってはもちろん、バラードの素晴らしさを再確認させてくれる作品として、多くのリスナーに愛され続けています。

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