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ラブラ万代とラブラ2：万代シテイを彩る二つの商業施設

新潟市中央区万代に位置する「ラブラ万代」と「ラブラ2」は、万代シテイの主要な商業施設として、地域の人々に親しまれています。これらの施設は、三井不動産グループによって一体的に運営・管理されており、それぞれ異なる歴史と特徴を持っています。

ラブラ万代

歴史

ラブラ万代は、かつて万代シテイの核店舗であった「ダイエー新潟店」が2005年に閉店した後の施設を改修し、2007年3月2日に開業しました。ダイエー新潟店は、1973年に万代シテイビルとともにオープンし、一時は全国のダイエー店舗で売上1位を記録するほどの盛況ぶりでした。しかし、バブル経済崩壊後の業績悪化により、2005年に閉店を余儀なくされました。ダイエー撤退後、新潟交通は施設活用のため三井不動産と協議し、同社に施設全体の管理を委託することを決定。三井不動産グループは、傘下のららぽーと（現：三井不動産商業マネジメント）が持つ商業施設再生ノウハウを活用し、ラブラ万代を専門店複合型商業施設として再生させました。

特徴

ラブラ万代は、30代から40代のファミリー層を主なターゲットとし、近隣の商業施設との客層の重複を避け、相乗効果を生むようなテナント構成となっています。地下1階には、地域住民の生活を支える食料品・日用品に特化した「イオンスタイル」が出店。これは、イオングループにとって「イオン」ブランドを冠した初の店舗となりました。また、紀伊國屋書店やユニクロなど、幅広い層に人気のテナントも入居しています。

ラブラ2

歴史

一方、「ラブラ2」は、レジャー施設が集積していた「万代シルバーボウルビル」の老朽化による解体後、跡地に新築された施設で、2013年11月2日に開業しました。こちらは三井不動産が施設を所有し、運営管理を三井不動産商業マネジメントが受託しています。

特徴

ラブラ2は、ファッションブランドを中心に、バラエティ豊かなテナント構成となっています。H&MやZARA、Bershkaなど、人気ブランドが多数出店しており、若年層を中心に賑わっています。また、2016年には、NGT48の専用劇場がオープンし、新たなエンターテイメントの発信地としての役割も担っています。

ラブラ万代とラブラ2の連携

ラブラ万代とラブラ2は、ペデストリアンデッキ（ラブラブリッジ）で接続されており、両施設間をスムーズに行き来できます。これにより、買い物客はそれぞれの施設が持つ多様な魅力を楽しむことができるようになっています。

主なテナント

ラブラ万代

• - 6階：紀伊國屋書店 新潟店
• - 5階：新潟ロフト
• - 4階：UNIQLO ラブラ万代店、GU ラブラ万代店、TONI＆GUY NIIGATA
• - 3階：ザ・スーツカンパニー、Francfranc 新潟ラブラ万代店など
• - 2階：無印良品、THE BODY SHOP 新潟ラブラ万代店など
• - 1階：GAP/GAP KIDS ラブラ万代店、GODIVA ラブラ万代店など
• - 地下1階：イオンスタイルラブラ万代

ラブラ2

• - 4階：NGT48劇場、上島珈琲店、JINS
• - 3階：niko and...、studio CLIP、SEVENDAYS＝SUNDAYなど
• - 2階：UNITED ARROWS green label relaxing、URBAN RESEARCH DOORSなど
• - 1階：H&M、ZARA、Bershkaなど

営業時間

ラブラ万代

• - 1階 - 6階：10:00 - 20:00
• - イオンスタイル（地下1階）：10:00 - 23:00

ラブラ2

• - 全フロア：10:00 - 20:00
• - 駐車場：24時間営業

まとめ

ラブラ万代とラブラ2は、それぞれ異なる歴史を持ちながら、万代シテイの中核を担う商業施設として、新潟市民の生活を彩っています。両施設は互いに連携し、地域に活気をもたらすとともに、多様なニーズに応える商業空間を提供し続けています。

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