M☆Splash!!

M☆Splash!!の概要

M☆Splash!!（エム・スプラッシュ）は、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの公式チア・パフォーマーチームです。このチアチームは、2004年に復活し、マリーンズのファンや地域の人々を盛り上げるべく活動しています。チアリーディングに加え、テレビの出演や地域イベントにも参加し、幅広い活動を通じてさまざまな役割を果たしています。

歴史と背景

チアリーディングの前史をさかのぼると、1978年シーズンオフにロッテで初めてチアチームが結成されたものの、1991年には解散。しかし、2004年に新たに「ベースボールガール」を母体にしてM☆Splash!!の活動を再開し、千葉ロッテマリーンズのイメージキャラクター的存在として成長しました。

初代ディレクターは長峰美紀氏であり、以降3代目に豊田洋子氏が、現在の4代目には再び長峰氏が就任しています。チームの目標は、ファンや地域と共に成長し、愛されることです。

主な活動内容

M☆Splash!!の主な活動は、シーズン中の千葉マリンスタジアム（ZOZOマリンスタジアム）でのホームゲームや、遠征先でのパフォーマンスです。ゲームの前後には、QVCマリンフィールドのステージでのショーや、様々なキャラクターと共にイベントも行っています。また、チアメンバーは「BLACK☆Splash!!」としてビジター側の盛り上げ役も担い、試合中は活発に活動します。

加えて、地域貢献の一環として、地域の小学校や幼稚園を訪問したり、ボランティア活動にも取り組んでいます。公式ファンクラブ「TEAM26」とも連携し、千葉ロッテマリーンズの応援をしています。

メンバーと運営

M☆Splash!!のメンバーの名前はファーストネームのみ公開されており、2012年からはメンバーの顔写真と共に漢字表記が行われるようになりました。チームの契約は年ごとに行われており、毎年入団オーディションを実施しています。メンバーはダンスやパフォーマンス能力を磨くために、ロッテのダンススクール「マリーンズ・ダンス・アカデミー（MDA）」で指導を受けています。

このダンスアカデミーでは、キッズから高校生以上の選抜メンバーまで様々なクラスが用意されており、M☆Splash!!との共演の機会も多くあります。特に「Mini☆Splash!!」として開幕戦などのイベントに出演する機会も多いです。

他チームとの交流

M☆Splash!!は、他のプロ野球チームのチアチームと交流も行っており、特に読売ジャイアンツのマスコット「ヴィーナス」との共演が話題になりました。中日ドラゴンズや横浜DeNAベイスターズのチアチームとも繋がりがあり、相互のイベントでのショーも行われています。

また、プロサッカーチームであるジェフユナイテッド市原・千葉のチアパフォーマンスチーム「ジェット・スフィーン」とのコラボレーションも注目されており、地域スポーツを一緒に盛り上げる活動を続けています。

課題と事件

2015年には、チームに関する問題が発生し、メンバーの更衣室での盗撮事件が発覚しました。この事件は運営スタッフによるもので、社会的にも問題視される事態となりました。最終的には軽犯罪法違反として起訴され、賠償を命じられる結果となりました。

このような問題に対しては球団も積極的に対応し、同様の事態を防ぐための対策を講じています。

継続する存在として

M☆Splash!!は、地域とともに歩む存在として、今後も多彩なパフォーマンスやイベントを通じて、南部・千葉初のプロチアリーダーとしての役割を果たし続けるでしょう。ファンや地域社会と絆を深めながら、新たな挑戦へと進んでいく彼女たちに期待が寄せられています。

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