M-1グランプリ2018

M-1グランプリ2018の詳細

『M-1グランプリ2018』は、吉本興業と朝日放送テレビ（ABCテレビ）主催の漫才コンクールで、第14回となる重要な大会です。この大会は2018年12月2日に決勝戦が行われ、全国の視聴者に向けて生放送されました。優勝を果たしたのは、若手漫才コンビ「霜降り明星」です。

開催概要

今回の2018年大会では、アマチュアからプロまで合わせて4640組のコンビがエントリーしました。プレミアムスポンサーには、Cygames、サントリー、日清食品、ファミリーマートが参加しました。決勝戦には、霜降り明星、スーパーマラドーナ、トム・ブラウン、和牛などの10組が進出。審査員には、オール巨人、中川家・礼二、松本人志、上沼恵美子という名だたる面々に加え、富澤たけしが復帰し、塙宣之、立川志らくが新たに加わりました。

決勝戦に先駆け、特別番組が11月25日に放送され、決勝当日は敗者復活戦と決勝戦の生中継が予定通り行われました。朝日放送ラジオでは生中継形式でのウラ実況が行われ、ファーストラウンドなどの進行役にはアナウンサーの喜多ゆかりが3年ぶりに登場しました。

大会の経過

1回戦は北海道、仙台、東京など全国10都道府県で8月1日から10月7日にかけて開催されました。準々決勝まで進出したのは101組で、そのうち東京と大阪での3回戦を通ることができたのは62組と39組でした。

特に話題を集めたコンビには、即席コンビ「漫画家」の他、現役の漫画家と巫女の組み合わせの「雅画」、バーチャルYouTuber同士で結成された「ウノレレ」等がありました。

準決勝と敗者復活戦

準決勝は11月15日に行われ、25組が出場し、初めて準決勝に進出したトム・ブラウンらが争いました。敗者復活戦では、視聴者の投票によって決定され、最終的にミキが決勝戦に進出しました。

決勝戦のハイライト

決勝戦では、霜降り明星が優れたパフォーマンスを見せ、全体の盛り上がりを引き出しました。ファーストラウンドから上位の2つのコンビが最終決戦に進出し、見事なやり取りを繰り広げました。最終投票では、霜降り明星が4票を獲得し、14代目の王者に輝きました。

記録と反響

この大会の特徴としては、霜降り明星が初めての1990年代生まれのコンビとして優勝したことや、歴代最短の芸歴での勝利、他様々な記録が残りました。また、王者に輝いた霜降り明星は、以降多くのテレビ番組に出演し、さらなるブレイクを果たしました。対照的に、騒動として、敗者復活戦後に2人の芸人が審査員を批判し、炎上騒ぎが起きるなどもしました。

このように、M-1グランプリ2018は日本の漫才界において特別な位置を占める大会となりました。展開や選手たちの多様性など、観客にとっても意義深いイベントだったといえるでしょう。

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