M-1グランプリ2025

『M-1グランプリ2025』について

『M-1グランプリ2025』は、漫才を愛する人々にとって待望のイベントで、吉本興業と朝日放送テレビ（ABCテレビ）が主催する漫才コンクールの第21回大会です。2025年12月21日に決勝戦が行われ、その模様はABCテレビおよびテレビ朝日系列で生放送される予定です。これまでの大会でも数多くのお笑いコンビが注目を集め、今大会でも新たな才能が飛び出すことが期待されています。

今大会の大きな変更点として、参加費が従来の「1組2000円」から「1人1000円」に変更されました。この影響で、3人以上での出場の場合、費用が従来よりも高くなります。また、3回戦の動画配信も新たに制限され、敗退したコンビのみが対象となるなど、ルールや運営方針に変化が見られます。エントリー数は、再エントリーを含めると11521組に達しており、前年からの参加組数が減少したのは第16回以来5年ぶりのことです。

特別企画として、コロコロコミックとのコラボにより「ナイスキッズ賞」を受賞したコンビには、人気漫画家の曽山一寿さんによる似顔絵が贈呈されることも発表されています。対照的に、「ジモトスター賞」は廃止されており、注目が集まるポイントも予想されています。

予選の流れ

予選は6月25日から8月31日までエントリー受付が行われ、1回戦は8月1日から10月5日にかけて全国の各地で実施されました。続いて、東京と大阪の二か所での2回戦が10月6日から22日、3回戦は10月27日から11月6日、そして準々決勝が11月17日から19日に行われました。11521組の出場者の中から、1912組が2回戦へ、380組が3回戦、134組が準々決勝に進出しています。特に、昨年のファイナリストであった男性ブランコは、この大会で2回戦にて敗退してしまいました。

準々決勝に進出したアマチュアコンビには、「湘南ブースト」と「ピ夜」の2組が名を連ねています。準決勝は12月4日に予定されており、ワイルドカード枠を含む31組が出場する見込みです。この準決勝には新たにおおぞらモードやフランツら多くの初出場コンビが登場し、注目を集めています。

敗者復活戦と決勝戦

敗者復活戦は、決勝戦と同じ12月21日に開催予定で、しかも2年ぶりの会場変更が行われ、EX THEATER ROPPONGIで実施されます。漫才コンクールにおいて、敗者復活戦が劇場内で行われるのは初の試みであり、これもまた期待が寄せられる部分です。

決勝戦も同日12月21日に行われる予定で、テレビ朝日での放送が予定されています。

まとめ

『M-1グランプリ2025』は新たな試みや参加者の変更がありながらも、漫才という文化を広め、次世代の才能を育む舞台としての役割を担っています。その進展を見守りながら、漫才の魅力を堪能する機会として多くの人々の注目が集まります。

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