M-1グランプリ2023

M-1グランプリ2023 概要

『M-1グランプリ2023』は、吉本興業と朝日放送テレビ（ABCテレビ）が主催する漫才コンクールにおける第19回大会であり、エンターテインメントの最高峰ともいえるこのイベントには、8540組の芸人がエントリーしました。今年も盛大な大会となり、参加者数は過去最大を記録しました。スローガンは「爆笑が、爆発する。」ということで、漫才ファンの期待が高まります。

大会の流れ

大会は2023年の6月27日からエントリーの受付が始まり、8月31日まで続きました。その後、1回戦から準決勝、敗者復活戦を経て12月の決勝戦に至ります。今年は特に準々決勝進出の枠が広がり、前年の準決勝進出者に加え、新たに準々決勝進出者もシード権を得ることができるようになりました。予選は全国11都道府県で行われ、多くの地域から才能豊かなコンビが参加しました。

予選と審査

漫才の予選は、各地での1回戦から始まりました。この中で、366組が3回戦進出を果たし、その結果から最終的に準々決勝に進む123組が選ばれました。準決勝には31組が進出し、ナユタがベストアマチュア賞を受賞しました。

話題のコンビ

特に注目を集めたコンビには、早稲田大学のお笑いサークルに所属する「ナユタ」と、準決勝に進出した「スタミナパン」があり、それぞれ異なる背景を持つ若手コンビたちが活躍しています。また、小学生以下のメンバーで構成される「カットミドルベイビーズ」にも多くの期待が寄せられました。

決勝戦

12月24日に行われた決勝戦では、シシガシラが敗者復活枠として出場し、これまでにない新しい試みが盛り込まれました。正規のコンビの他に、特別に選ばれた芸人たちが絡む中、10組がその栄冠を目指して挑戦しました。そこで見事、令和ロマンが優勝を果たしました。

記録と反響

今回の大会からは、シード権の条件が変更され、新しい審査体制も導入されました。それにより、大会に新しい風が吹き込まれました。M-1グランプリ2023は、エンターテインメント界での大きな話題となり、大学の漫才サークルにも注目が集まるきっかけとなったのです。

このように、毎年新たなドラマを生み出し続けるM-1グランプリは、お笑いファンにとって欠かせないイベントであり、2023年の結果が今後の漫才シーンにどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。

もう一度検索