MAMACITA (SUPER JUNIORのアルバム)

アルバム『MAMACITA』の詳細

2014年9月1日、韓国でSUPER JUNIORの正規7集アルバム『MAMACITA』が発売されました。このアルバムは、前作『Sexy, Free & Single』から2年2ヶ月ぶりのリリースであり、メンバーのヒチョルやイトゥクが復帰した時期でもあります。活動当時、公益勤務要員だったイェソンを除いて、10人のメンバーがこのアルバムに参加しています。

グループはイトゥクの入隊の影響で活動が一時停止していましたが、2014年8月15日に行われた『SMTOWN Live World Tour IV』ソウル公演での情報発表により、待望のカムバックが予告されました。その後、8月21日から25日までの5日間にわたり、メンバー別のティーザーイメージが公式ホームページで公開され、注目を集めました。また、タイトル曲「MAMACITA (アヤヤ)」のティーザー映像も8月24日と26日に公開され、ファンの期待が高まりました。

2014年8月28日にはソウルのインペリアルパレスホテルで記者会見を開き、同年8月29日には各種音楽サイトでアルバムの音源が配信開始となりました。さらに、同日にはKBS『ミュージックバンク』に出演し、「Shirt」と「MAMACITA (アヤヤ)」を初披露し、アルバムの本格的なプロモーション活動がスタートしました。CDアルバムは2014年9月1日に店頭販売され、その後、ジャケットデザインが異なるBバージョンもリリースされました。

カムバックにまつわるエピソード

このアルバムのカムバックに先立ち、メンバーのシンドンが自身のSNSにて、キュヒョンが広告キャラクターを務める「MACITAのり」の広告写真を投稿し、カムバックのヒントとなるような情報を発信しました。ミュージックビデオが800万回再生を突破した際には、特別なTシャツを制作するという企画が立ち上がり、シンドンがデザインを担当し、ウニョクが制作費を負担することになりました。このTシャツには「シンドンがいるから存在するスーパージュニアです」というメッセージがプリントされ、アルバムのプロモーション活動の一環として9月12日の『ミュージックバンク』の収録現場で着用されました。

リョウクとシウォンは、「THIS IS LOVE」のMV撮影中にドレミの音階で高音対決を行う様子がSNSで公開され、ファンに微笑ましい反応をもたらしました。撮影はドンヘが行っています。

楽曲について

本アルバムのタイトル曲「MAMACITA (アヤヤ)」は、スペイン語で「お嬢さん」を意味し、振り付けはトニーテスタが担当しました。また、「Shirt」ではドンヘが作詞・作曲に参加し、シンドンとウニョクは振り付けやステージ構成に貢献しています。イェソンは「Mid-season」に歌声で参加しました。

リパッケージ版『THIS IS LOVE』

2014年10月23日にはリパッケージ版のアルバム『THIS IS LOVE』がリリースされ、音楽ストリーミングサイトで先行配信が行われました。アルバムジャケットは、アルバム参加メンバーの写真を用いて構成されており、全10種類が販売されました。この新しいアルバムには「Hit Me Up」や、先に披露された「Don't Leave Me」などが追加収録され、シウォンが作詞・作曲を手掛けた曲も含まれています。

日本版シングル『MAMACITA-AYAYA-』

国内外での展開として、『MAMACITA-AYAYA-』という日本語バージョンと、新曲『月蝕〜Lunar Eclipse〜』を収録したシングルCDもリリースされました。

結果として、SUPER JUNIORの『MAMACITA』は、メンバーの復帰による新たなスタートを象徴する作品となっています。

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