MORE ELECTRIC

田原俊彦の20枚目のオリジナル・アルバム『MORE ELECTRIC』（モア・エレクトリック）は、1993年8月4日にポニーキャニオン / NAVからリリースされました。

背景

前作『GENTLY』から約1年ぶりとなる本作には、先行シングル「ダンシング・ビースト」を含む全9曲が収録されています。本作は、田原俊彦が妻である向井田彩子と婚約する直前にリリースされ、翌1994年にジャニーズ事務所を退所し、個人事務所を設立する直前の作品となりました。

音楽性

『MORE ELECTRIC』は、ブラックミュージックを基調とし、ファンクやヒップホップを主体としたサウンドで構成されています。CDの帯には、サウンドプロデュースを担当した萩原健太によるコメントが掲載され、その音楽性について語られています。

リリースと評価

1993年8月4日に、ポニーキャニオンのNAVレーベルから発売。

音楽雑誌『CDジャーナル』は、「大むねオケは黒っぽくカッコいい」と評し、特にいとうせいこうが作詞、萩原健太がアレンジを手がけた「ダンシング・ビースト」を「特にカッコよくて、なんかくやしいぞ」と肯定的に評価しています。

収録曲

1. THE FAKE
2. 淋しいって言えばいいのに
3. 何でもかんでも I LOVE YOU
4. 愛という名の罪
5. しなやかな共犯
6. ダンシング・ビースト
7. ある日俺は鳥になった
8. 永遠の正体
9. それにしてもDARLIN'

楽曲解説

何でもかんでも I LOVE YOU
作詞・作曲を手がけた松田博幸が、1994年にリリースされたアルバム『PRESENT FOR FRIENDS』にてセルフカバーしています。

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