MOTHER MUSIC RECORDS

『MOTHER MUSIC RECORDS』の概要

『MOTHER MUSIC RECORDS』は、2004年4月1日から放送を開始した音楽ワイドプログラムです。この番組は、音楽の「源（MOTHER）」と位置づけられ、リスナーに様々な音楽の魅力を提供してきました。

番組の背景と前身

番組の前身は、2002年10月に始まった『MOTHER MUSIC - 37FM -』であり、当初は田邉香菜子が毎週全曜日を担当していました。その後、番組はリニューアルされ、5月からは福田明子がナビゲーターとして登場し、2005年4月には菊地浬がそのバトンを受け継いでいます。

特色ある放送形態

この番組では、各曜日に分かれた2パート形式で音楽を届けています。各曜日、特定のアーティストがセレクターとなり、選曲を通じて自らの音楽スタイルをリスナーに伝えます。番組全体が一つのレコードショップのような構成を持ち、音楽を愛するリスナーの期待に応えています。

特に、2004年10月からはKiss-FM KOBEでも放送が始まり、兵庫県と大阪府では同一の番組をリアルタイムで聴取できるようになりました。このように、地域の枠を超えてリスナーとつながる試みが行われています。

スポンサーとタイトルの変遷

当初の正式タイトルは「MOTHER MUSIC RECORDS supported by MITSUBISHI MOTORS」でしたが、三菱自動車がリコール問題に巻き込まれたことから、スポンサー契約が解除され、番組タイトルが変更されざるを得ませんでした。その後、三菱自動車は一部の媒体での広告再開を果たしましたが、ラジオ番組への復帰は長らく待たれました。

そして、2008年4月には『松任谷由実 Sweet Discovery』という別の番組でラジオスポンサーに復帰しました。また、開始時からのサブスポンサーであったブルボンとヨドバシカメラがメインスポンサーとなり、番組を支え続けました。

番組の終了と後続番組

『MOTHER MUSIC RECORDS』は2005年9月で放送を終了し、その後を『SCHOOL OF LOCK!』が引き継ぎました。番組の終了時には、様々なアーティストが出演し、リスナーへの深い愛情と音楽の楽しさを伝えていました。特に放送の最後に近づくにつれて、リスナーからのメッセージや反響が多く寄せられ、音楽を通じて築かれたつながりを実感させる内容となっていました。

担当アーティストとタイムテーブル

以下は『MOTHER MUSIC RECORDS』の最終シーズンのタイムテーブルです:

• - 月曜日

22:00 「MONDAY MIC CHECK」 RHYMESTER
23:00 「NIGHT RANGER」 ケツメイシ

• - 火曜日

22:00 「Sound Concierge」 Fantastic Plastic Machine
23:00 「Global Astro Radio」 m-flo

• - 水曜日

22:00 「7TH COLORS」 山崎まさよし
23:00 「Over Drive」 ASIAN KUNG-FU GENERATION

• - 木曜日

22:00 「JUST A RADIO」 茂木欣一 (TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA)
23:00 「SOUL JAMMIN'」 MOOMIN&PUSHIM

また、毎日の22:55には菊地浬による『MOTHER MUSIC REPORT』が放送され、様々な音楽情報が提供されていました。このように、『MOTHER MUSIC RECORDS』はリスナーと共に歩んできた貴重な音楽番組として、多くの人に記憶されています。

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