Magoo swim

magoo swim（マグースイム）は、1990年代に日本の音楽シーンに独自の足跡を残したソウルバンドです。

概要

1994年、早稲田大学のサークル「ブリティッシュビート研究会」で、ボーカルの野戸久嗣が加入したことがバンドの始まりです。1996年12月に東芝EMIから1stシングル「悲しみおくり手をふって」でメジャーデビュー。男女ツインボーカル、キーボード2台、ギターレスというユニークな編成が注目を集めました。2000年までに7枚のマキシシングルと4枚のアルバムをリリースしましたが、2001年4月に解散しました。

メンバー

野戸久嗣（ボーカル・オルガン・ヴィブラフォン・カズー）
作詞家としてはゆかり美和名義で活動し、SMAPの楽曲「Fly」の作詞作曲を手掛けたことで知られています。解散後は音楽ユニットUhVanNoizを経て、シンガーソングライター、ボイストレーナーとして活動しています。
金森保奈（ボーカル・ハープ・カズー）
細野しんいち（ピアノ）
解散後はサニーデイ・サービスのサポートメンバーとして活動しました。
志村悟（ベース）
桜井慎一（パーカッション）
枝吉和雄（ドラムス）

特徴

magoo swimの音楽は、ソウルを基調としながらも、ポップで実験的な要素も取り入れたものでした。男女ツインボーカルのハーモニーと、キーボードを主体としたアンサンブルが特徴的でした。ギターレスという編成も、彼らのサウンドに独特の個性を与えていました。

ディスコグラフィ（一部）

シングル

悲しみおくり手をふって

アルバム

(詳細なアルバムリストは省略)

自主制作LP

* 惡い季節（1996年11月）

解散後

メンバーはそれぞれ、音楽活動を継続しています。野戸久嗣はソロアーティストとして、また作詞家、ボイストレーナーとして幅広く活動しています。細野しんいちはサニーデイ・サービスのサポートメンバーとして活動するなど、それぞれの道で才能を発揮しています。

magoo swimは、短い活動期間ながらも、そのユニークな音楽性で多くの音楽ファンを魅了しました。彼らの音楽は、今もなお、日本の音楽シーンに影響を与え続けています。

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