Melodia

高垣彩陽 カバーミニアルバム『melodia』

『melodia』（メロディア）は、声優・歌手として活躍する高垣彩陽が2011年11月23日にミュージックレインから発売したカバーミニアルバムです。タイトルの「melodia」はイタリア語で「旋律」を意味し、高垣彩陽の歌声を通して様々な旋律を表現した作品となっています。

収録楽曲について

アルバムには、1stシングル「君がいる場所」から3rdシングル「たからもの」までに収録されたカバー3曲に加え、新たに4曲のカバーが収録されています。ジャンルも幅広く、クラシックからミュージカルナンバー、ゴスペルまで、高垣彩陽の多彩な歌唱力が堪能できます。

以下、収録曲とその背景について解説します。

1. Amazing Grace
作詞・作曲：ジョン・ニュートン、編曲：後藤望友
誰もが知る賛美歌を、荘厳な雰囲気でカバー。後藤望友のアレンジが、原曲の持つ美しさを際立たせています。

2. Defying Gravity
作詞・作曲：Stephen Schwartz、編曲：斎藤真也
ミュージカル「Wicked」の代表曲。斎藤真也のアレンジにより、原曲の力強さに加え、高垣彩陽の表現力が光るナンバーとなっています。

3. The Rose
作詞・作曲：Amanda McBroom、編曲：斎藤真也
3rdシングル「たからもの」の3曲目に収録。斎藤真也のアレンジで、しっとりと歌い上げています。

4. Oh Happy Day
作詞・作曲：Edwin R. Hawkins、編曲：斎藤真也
2ndシングル「光のフィルメント」の3曲目に収録。斎藤真也のアレンジ。

5. Quel Guardo Il Cavaliere
作詞・作曲：Gaetano Donizetti、編曲：後藤望友
ドニゼッティのオペラ「ドン・パスクワーレ」のアリア。高垣彩陽が音大受験のソルフェージュの際に聴き、その後声楽の試験で歌ったという思い出深い曲です。後藤望友のアレンジで、原曲の持つ華やかさを忠実に再現しています。

6. Time To Say Goodbye
作詞：フランク・ピーターソン、作曲：フランチェスコ・サルトーリ、編曲：斎藤真也
サラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリのデュエットで知られる名曲。高垣彩陽が高校時代に父親が購入したCDをクラスメイトと歌った思い出があり、レコーディングの際は発声辞典を調べながら日本語に訳したというエピソードがあります。斎藤真也のアレンジで、感動的に歌い上げています。

7. You Raise Me Up
作詞・作曲：Rolf Lovland・ブレンダン・グラハム、編曲：斎藤真也
1stシングル「君がいる場所」の3曲目に収録。斎藤真也のアレンジ。

総評

『melodia』は、高垣彩陽の音楽的なルーツと、新たな表現への挑戦が感じられる作品です。様々なジャンルの楽曲を、彼女ならではの解釈と歌唱力で表現しており、聴きごたえのある一枚となっています。彼女のファンはもちろん、幅広い音楽ファンにおすすめできるアルバムです。

出典: ソニー・ミュージックエンタテインメントによる紹介ページ

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