Milktub

milktub（ミルクタブ）

milktubは、日本発の音楽ユニットで、「ドーピングロックンロール」というスタイルを提唱し、彼ら自身のスローガンである『速くておバカでかっちょいい』をもとにパンク・ロックな楽曲を制作しています。ユニークな音楽性を持ち、独自のファン層を築いている彼らの活動の魅力を紹介します。

メンバーについて

音楽ユニットの中心となるメンバーは、以下の通りです。

• - bamboo（バンブー）: 本名は竹内博。ボーカル及び作詞・作曲を担当しており、集団のリーダーでもあります。彼はPCゲームメーカーOVERDRIVEを代表しており、美少女ゲームのプロデューサーとしても知られています。彼の経歴は多彩で、学生時代の自身の経験を素材にした『グリーングリーン』シリーズで一気に名が知られることになりました。

• - 一番星☆光（いちばんぼし ひかる）: ギター奏者であり、作詞・作曲・編曲も手掛けています。bambooと同じく千葉県出身で、彼らの幼馴染です。

また、ライブやレコーディングを支えるサポートメンバーもおり、ms-jacky、斎藤たかし、鈴木マサキ、宮崎京一、内田稔が活躍しています。

来歴

bambooは16歳の時にバンド活動を開始し、1991年にはmilktubの名を用いて本格的に活動を始めました。地元の千葉県を基盤に、メンバーチェンジを経て、1999年にはbambooと一番星☆光の二人組としてのスタイルに落ち着きました。それ以前はバンドとして七人ほどのメンバーで活動しており、テクノユニットとしての影響を受けていましたが、次第にロックに移行しました。

彼らの音楽活動は非常に多岐にわたり、クレジットカードのCMソングを制作したり、大量生産したCDを売り捌くために池袋での営業活動も行っていたことが知られています。特に「ボディハッカー」というアダルトゲーム用の主題歌を手掛けた際には、ゲーム業界との関係が深まることとなりました。

bambooは、音楽だけでなくデザイン業界でものちに働きを見せますが、彼は音楽がもたらす影響力に気付き、より多くの人に届ける道を選びました。これが彼の美少女ゲームのディレクションへとつながり、様々なゲーム音楽を手掛けるようになりました。

抱き枕奇祭

抱き枕奇祭（だきまくらきさい）は、milktub主催のユニークなお祭りです。この祭りでは、参加者が抱き枕を振り回すことから、危険なく楽しめるライブスタイルが提唱されています。初回は2010年に開催され、以降は正式なイベントとして取り組まれています。このお祭りでは、抱き枕は「嫁」と呼ばれ、様々な楽しみ方が繰り広げられています。

音楽キャリアと活動

milktubのディスコグラフィーには、インディーズとメジャーの作品があり、数多くのシングルやアルバムがリリースされています。また、彼らはさまざまなゲームやアニメに楽曲提供を行い、特に「バカとテストと召喚獣」シリーズでの楽曲が話題を呼びました。

特にファンとの交流を重視し、クラウドファンディングを活用したプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。音楽とともに、多様な文化とのコラボレーションを通じて、彼らは聴衆との距離を縮め、さらなる人気を確保しています。こうした背景をもとに、milktubは日本の音楽シーンにおいて独特な存在感を放っているのです。

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